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マクニカがデータ統合基盤を構築、グローバルでの経営管理情報をリアルタイムに可視化

2015年11月13日(金)IT Leaders編集部

エレクトロニクス関連の専門商社であるマクニカは、グローバル規模でのデータ統合基盤を構築した。異なる業務システムやDBで管理しているデータから、経営判断に必要となるものを速やかに抽出し、可視化するのが狙い。製品が採用されたインフォマティカ・ジャパンが2015年11月12日に発表した。

 マクニカは、半導体や電子デバイスなどエレクトロニクス関連を中心とする専門商社で、14カ国64拠点を足がかりに海外展開を図っている。

 各エリアの事業実態を把握すると共に、グローバル視点で最適化を図るためには、全拠点を対象とした経営管理情報を速やかに可視化し、意思決定の判断材料にする仕組みが欠かせない。もっとも、これまでは地域ごとの事業特性や規模に合わせてIT化を図ってきたため、種々の業務システムが混在しており、必要なデータを揃えるのに手間や時間がかかるという問題を抱えていた。

 そこで同社は、世界の複数拠点にある各システムから、必要なデータを適切なタイミングで連携させるデータ統合基盤「MACNICA GLOBAL DATA HIGHWAY(MGDH)」の構築を決断し、データマネジメントの体制を強化することにした。

 インフォマティカの「Informatica Platform」を採用。構成するコンポーネントと役割は以下の通りだ。

  • PowerCenter 異なるシステムやDBを対象にデータ統合を図る
  • Data Quality データ資産の品質把握と、クレンジングや名寄せによる品質改善
  • Data Services 複数システムに分散したデータを仮想統合
  • PowerExchange コーディングレスで各種データへの接続機能を具現化
  • B2B Data Transformation 非構造化データを対象とするデータ変換

 ERPをはじめとする業務システムや各種DBのデータのシームレスな統合によって、グローバルでの在庫情報をリアルタイムに管理・共有し、最適化するなどの効果をすでに上げている。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 マクニカ
事業内容 エレクトロニクス関連の専門商社
導入システム データ統合基盤
導入目的 世界各国の経営管理情報をリアルタイムに可視化し、全体最適の視点で意思決定できる環境を整える
主な利用製品 「Informatica Platform」(インフォマティカ)
関連キーワード

エレクトロニクス / 商社 / データ統合 / インフォマティカ

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