[事例ニュース]

東海大学、職員のPC端末環境を「プライベートDaaS」に移行

2015年12月4日(金)IT Leaders編集部

学校法人 東海大学は、職員向けの仮想デスクトップ環境を刷新し、NECの神奈川データセンターにホスティングしたサーバーから利用する体制に切り替えた。NECが2015年12月3日に発表した。

 学校法人東海大学は、東海大学を筆頭に、全国各地に学校や研究機関を数多く展開している。学校運営に関わる職員が使うクライアント環境について、(1)運用管理負荷を軽減する、(2)利用者の利便性を高める、などの観点から、数年前にデスクトップの仮想化に取り組んだ。そのためのサーバーは、オンプレミスに設置し、運用してきた。

 一定の成果を上げていたものの、東日本大震災を機にBCP(事業継続計画)の観点から運用体制の見直しが検討課題となっていた。例えば、データの多重バックアップ対策などを行っていたが、大規模災害が発生した際などには復旧に相応の時間がかかることが想定されていた。より安全かつ確実な方策を議論し、従来システムの更改時期のタイミングで、外部データセンターへのサーバー移設を決断した。

 建物の堅牢性やロケーション、自家発電などの可用性、各種セキュリティ対策などの観点で複数のデータセンターを比較・検討し、最終的にNECの神奈川データセンターを採択した。ハウジングスペース内に、同学専用のサーバーを設置。約200台の仮想PC(Windows10)環境を4台のサーバーに集約し、都内の代々木キャンパスにあるシンクライアントからネットワークを介してデスクトップ環境を使う。いわば「プライベートDaaS(Desktop as a Service)」の構成だ。

 神奈川データセンターは、ハウジングサービスとクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」の2つを提供する「ハイブリッドデータセンター」であるため、双方を同一センター内で密接に連携させた一体運用も可能だ。東海大学では今後、他のシステム基盤を同センターのクラウド/ハウジングに寄せていくことも視野に入れ、IT基盤全体の運用効率化をより強化していく構えだ。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 学校法人 東海大学
事業内容 文教(大学、短大、付属高校・中学校・小学校・幼稚園などの運営)
導入システム デスクトップ仮想化
導入目的 BCPを強化するため、これまでオンプレミスで運用していたデスクトップ仮想化サーバーを、NECのデータセンターにホスティング(サーバーやソフトは新規に刷新)
主な利用製品 NEC神奈川データセンターのホスティング。サーバー「Express5800」、仮想PCシンクライアントシステム「Virtual PCCenter」など

 

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