[インタビュー]

「ユーザー企業の変革の手伝いをIoT時代の最新アイテムで」日本マイクロソフトの新社長

2015年12月22日(火)杉田 悟(IT Leaders編集部)

2015年7月1日、日本マイクロソフトとしては約7年ぶりとなる新社長に、副社長だった平野拓也氏が就任した。2005年のマイクロソフト入社後、エンタープライズ担当、中央・東ヨーロッパ ゼネラル・マネージャーを経て社長に抜擢された。Windows 10の無償アップグレードなど、変革期にあるマイクロソフトのトップとして、どのように社を牽引していくのか、その意気込みと決意を語ってもらった。(聞き手は杉田悟=IT Leaders編集部)

日本マイクロソフトの代表執行役社長である平野拓也氏

――マイクロソフトでは、2016年度の3つの重点戦略を掲げていますが、改めて各戦略について考え方と取り組みを教えて下さい。

 マイクロソフトは、2016年度の重点戦略として「Windows 10+デバイス」「インテリジェントクラウド」「プロダクティビティとビジネスプロセス」の3つを挙げています。

 まず、「Windows 10+デバイス」ですが、ご存じのように新OSであるWindows 10について、初の無償アップグレードを行っています。Windows 10は、「ユニバーサルプラットフォーム」を打ち出しており、ひとつの環境で開発したプログラムが、スマートフォンからタブレット、PC、そして2015年9月に発表した84インチの大画面コラボレーションデバイス「Surface Hub」でも実行できるようになりました。

 現在、様々な種類のデバイスが登場しており、企業での活用が進んでいますが、デバイスごとにアプリケーションを作り直すというのは効率的ではありません。使いやすさ、運用のしやすさ、互換性、そしてセキュリティまで考えた末、必然的にユニバーサルプラットフォームにたどりつきました。

――ユニバーサルプラットフォームが、開発者にとってメリットがあるのはわかるのですが、ユーザーにとってのメリットは。

 開発者へのメリットが、結果的にはユーザー企業にもメリットをもたらすと考えています。例えばメンテナンスが行いやすくなる、コストが削減される、生産性が向上するといった開発者にとってのメリットが、そのままユーザーにもメリットとして享受されます。その点を考えても、ユニバーサルプラットフォームを提供できることは、マイクロソフトにとっての大きなアドバンテージといえるでしょう。

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