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NECが24時間稼働可能なファクトリーコンピューターの新製品を発表

2015年12月15日(火)IT Leaders編集部

NECは2015年12月14日、24時間連続稼働が求められる工場やビル管理での利用に適したファクトリーコンピューター「FC98-NXシリーズ」の新製品「FC-E23W/E27B/E22U」を発売すると発表した。出荷は2015年12月21日に開始する。

 「FC98-NXシリーズ」は、半導体や精密機械などの製造装置、検査装置や、ビル、公共施設の監視制御システムなどの分野での利用を想定したファクトリーコンピューター。24時間連続稼働に対応できる信頼性と、長期供給・長期保守を提供し、温度、電源ノイズ、振動などの厳しい環境での使用も保証する。データをリアルタイムでバックアップするミラーリング機能や、本体電源をオンにしたまま故障したディスクを交換できるホットスワップ機能を搭載している。

 新製品は、5年間の長期供給を行うほか、製造中止後7年間の標準保守期間と3年間延長可能なオプションを合わせて、最大10年間の製造終了後保守を提供する。

 省スペースモデルの最上位機「FC-E23W」は、CPUにインテルXeon E3-1268L v3プロセッサー(2.30GHz)、「同E27B」はCore i5-4570TEプロセッサー(2.70GHz)、「同E22U」はCeleron G1820TEプロセッサー(2.20GHz)を搭載し、従来製品よりも処理性能を向上させている。

 FC98-NXシリーズの新製品の標準構成価格は、FC-E23Wが59万8000円(税別、以下同様)から、同E27Bが54万円から、同E22Uが40万3000円からになる。海外認証モデル、UPS(無停電電源装置)機能付き電源モデル、SSD(Solid State Drive)搭載モデル、Linuxプリインストールモデルは、2016年3月に発売する予定。
 

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