[調査・レポート]

システム連携/統合製品は6市場とも成長基調―ITR調査

2015年12月17日(木)IT Leaders編集部

アイ・ティ・アール(ITR)は2015年12月17日、BPM、BRMS、EAI、ESB、CEP、EDI(EDIエンジン/サービス)の6製品市場を対象にしたシステム連携/統合ミドルウェア市場動向調査の概要を発表した。

 ITRが発表した調査の概要は、国内29ベンダーに対して6市場の動向調査を実施し分析を加えたレポート「ITR Market View:システム連携/統合ミドルウェア市場2015」からのハイライトである。同社による各市場動向の短評は以下のとおりとなっている。

BPM(ビジネスプロセス管理)市場:2014年度は1.7%増とほぼ横ばい、市場は停滞気味に
BRMS(ビジネスルール管理システム)市場:2014年度は21.3%増と高成長、2015年度は3番手争いが激化の様相
EAI(エンタープライズアプリケーション統合)市場:2014年度は4.5%増、2強による寡占状態が続く
ESB(エンタープライズサービスバス)市場:2014年度は5.5%増、2015年度は一部ベンダーに躍進の兆し
CEP(複合イベント処理)市場:2014年度は5.3%増、製造業およびサービス業での導入が増加傾向
EDI(電子データ交換)市場:2014年度はEDIエンジン、EDIサービス共に堅調、2018年度より高成長

 ITRは上記のうち、EDIエンジン市場の動向を取り上げて解説している。なお、ITRは同市場を、「主にパッケージ製品として提供され、自社もしくは他社のクラウド型EDIサービスのミドルウェアとしても利用される製品」と定義している。

 調査では、国内EDIエンジン市場の2014年度の売上金額は前年度比5.1%増と堅調な伸びを示した。上位ベンダーが軒並み売上げを伸ばしたことに加え、医療分野やエネルギー分野など、適用範囲の広がりが要因となったとITRは見ている。

 ITRは、同市場が2015年度も引き続き成長が続くと見込む。市場を構成するベンダー各社がPSTNマイグレーション(公衆電話交換網からIP網への移行計画)に向けて、情報収集、情報発信、啓蒙活動、営業活動など活発に有形無形の投資を行ってこと、本格的なIP網への移行が見込まれる2018年度より市場は大きな成長が予想されることを挙げ、同市場の2014~2019年度平均成長率(CAGR)を9.1%と予測している。

図1:EDIエンジン市場売上金額推移および予測(出典:ITR)
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