[事例ニュース]

住友林業がデータ活用基盤を刷新、注文住宅事業における顧客対応の高度化を図る

2016年1月8日(金)IT Leaders編集部

住友林業は、注文住宅事業における顧客対応を高度化するためにデータ活用基盤を刷新した。デザインや部材、アフターメンテ状況など、多岐にわたる膨大なデータを対象に、業務担当者が直接、検索したり分析したりできるようにしたのが骨子。アシストとクリックテック・ジャパンが2016年1月7日に発表した。

 住友林業は、山林を中核とする資源開発や、木材・建材の仕入れ~販売、さらには戸建てや分譲の住宅など幅広いビジネスを手がける。その中でも、広く市場に知られ大きな競争力を持っている1つが木造注文住宅の事業だ。

 注文住宅の事業においては、発注者の望みを満たす家を作り、その後のメンテナンスにおいても手厚く対応することが欠かせない。顧客満足度の向上は、口コミなどで評価が広く伝わり、次なる発注へとつながるからだ。

 一人ひとりにキメ細かく対応する上で、欠かせないのがデータの活用である。顧客の要望、設計図面、施工方法、建材や設備、メンテナンス履歴…注文住宅に関わるデータは多岐にわたり、その数は1棟あたり数千件にも及ぶ。同社は年間で約1万棟もの新規住宅を手がけており、単純計算でも明細データは数億件の規模で蓄積されていく。

 従来、主要なデータについては事業部門の担当者が直接アクセスできるよう専用DBを用意、その他のデータを参照する場合はグループ内の情報システム会社に依頼する運用をしていた。例えば、資材部門が設備や仕様を分析したり、品質保証部門がアフターサービスの実状を確認するといったケースは後者にあたり、結果が出るまでには相応の時間を要していた。

 顧客対応の高度化を図っていく上では、各事業部門の担当者が、必要なタイミングで必要なデータを参照できる環境が不可欠との判断から、データの参照・分析基盤の見直しを決断した。クリックテック・ジャパンの「QlikView」を中核に基盤を整備し、一連のシステム構築や実務での活用施策についてはアシストが支援した。

 資材部門、品質保証部門、コールセンターを中心にすでに活用しており、部材やCADデータから、受発注履歴や補修などのアフターメンテナンスに至るまで、幅広い業務のデータ抽出や集計、分析業務に役立てている。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 住友林業
事業内容 木造注文住宅の提供
導入システム データ活用基盤
導入目的 顧客への手厚い対応を図るため、住宅のデザインや建材・設備、アフターメンテナンス状況など、住宅に関わる多種多様なデータを、事業部門の担当者が直接アクセスして分析できる環境を整える
主な利用製品 「QlikView」(クリックテック・ジャパン)、導入プロジェクトはアシストが支援

 

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住宅 / インメモリー / Qlik Technologies

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