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米Red Hat、IT自動化フレームワークの最新版を提供

2016年1月22日(金)IT Leaders編集部

米Red Hatは2016年1月12日(米国時間)、OSS(Open Source Software)のITオートメーションフレームワークの最新版「Ansible 2.0」の提供を開始したと発表した。ハイブリッドクラウドデプロイメントのサポートを拡張し、コミュニティ主導の新しいオートメーション機能を搭載している。

 「Ansible」は、シンプルでエージェント不要の、OSSのITオートメーションフレームワークだ。開発者と運用担当者がソフトウェアの学習とデプロイを短時間で実行できるように設計されており、ルーチンワークを自動化することによって、ITチーム間の障壁を取り除ける。

 最新版の「2.0」では、安定性の向上、新しいオートメーション機能の搭載、および各種のサービスやプロバイダーとの新たな統合を図っている。パブリック/プライベート/ハイブリッドクラウドのデプロイメントに対するサポートを、Windows環境およびネットワーク管理に拡張した。

 具体的な改良点は、タスクブロックによるプレイブックとタスクの開発を容易化したことに加えて、例外処理と復旧を統合するオプションも提供する。プレイブックパーザの改良により、エラーの特定の明確化および推奨される修正の提供も可能になった。新たな実行モードにより、多数のマシンへのデプロイメントを高速化する方法も提供する。また、タスクの柔軟性向上により、各種の環境およびコンテキストにわたるオートメーションコンテンツの再利用を容易化した。新たに含まれたプラグインを通して、チャット、メール、ログアグリゲータなどのサービスに対するプレイブック情報のロギングを容易に設定できる。

 パブリック/プライベート/ハイブリッドクラウドにわたって、コンテナ、ネットワーク、Windows環境に対応する200近い新規モジュールを含んでおり、自動化の範囲が大幅に拡張した。

 新たに追加したモジュールは、OpenStackを管理するための新しいモジュール群(OpenStackコミュニティとの共同開発)や、Amazon Web Servicesに対するサポートを強化・拡張するための新規モジュール、VMware環境の設定と管理に対するサポートの拡張、Windows環境の管理に対するサポートの拡張、Dockerモジュールの改良と新しいDocker接続プラグイン、ネットワークオートメーションに対するサポートの強化などを含んでいる。

 Ansible 2.0は、ソフト開発プロジェクトのバージョン管理サービスであるGitHubやPyPi(Python Package Index)、および大部分の主要Linuxディストリビューションのパッケージマネージャー経由で入手可能だ。Ansibleデプロイメントの制御、セキュリティ、および権限委譲の強化を希望するユーザーには「Ansible Tower」を提供している。
 

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