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ネットバンキングの不正送金を防止する取引認証方式の特許を取得─さくら情報システムなど

2016年2月24日(水)IT Leaders編集部

さくら情報システムと東北インフォメーション・システムズは2016年2月23日、金融機関のインターネットバンキングサービスでの不正送金を防止する取引認証方式「SIM-Sign(仮称)」を共同で考案し、特許を取得したと発表した。

 SIM-Signは、スマートフォンやタブレットに内蔵されているSIMカードを利用することで、金融機関との間に信頼できる通信環境「Trusted Path」を構築するもの。容易な操作性を備えながら、金融機関との取引内容を第3者が改ざんできないようにすることで高い安全性を確保する。

 さくら情報システムの銀行向けシステム開発経験を基にしたインターネットバンキングサービスの取引認証技術と、東北インフォメーション・システムズの電子認証サービスの知見を取り入れて開発した。監修は、国立研究開発法人産業技術総合研究所の大塚玲主任研究員が行った。

 両社は、インターネットバンキングサービスを提供する金融機関や、ベンダーに対して、同特許を利用した取引認証システムの採用を働きかけていくとしている。

 

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