[中国電脳事情]

【中国電脳事情セレクション】MWCで話題を呼んだファーウェイのPC市場参入、その勝算は? ほか

2016年3月1日(火)足立 治男

中国メディア各社の報道から、IT関連の最新動向を紹介する「中国電脳事情」。1カ月間に報じられた主要なニュースから重要なものをピックアップしてお伝えする。

MWCで話題を呼んだファーウェイのPC市場参入、その勝算は

―京華時報(2016年2月23日)

 世界の通信業界関係者が一堂に会するコンファレンス・展示会「Mobile World Congress(MWC)2016」(スペイン・バルセロナ)が2016年2月22日~25日の会期で開かれた。

 MWCは例年、各社が威信をかけて数々の新製品を披露する場として定着している。今年の注目製品の1つが、中国通信機器メーカー最大手のファーウェイ(Huawei Technologies、華為技術)のタブレット兼ノートPC「MateBook」だ(写真1)。同社初となるこのノートPCが関係者や世界のユーザーから大きな注目を集めた。2016年4月からアジア、欧州、米州などの数十か国で発売される。

写真1:ファーウェイのタブレット兼ノートPC「MateBook」(出典:ファーウェイ)
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  MateBookは一見すると普通のタブレットだが、付属品のキーボードをセットしてノートPCとしても使用できる。12インチのディスプレイを搭載しながらボディの厚さは6.9mm、重量は640gと非常に軽量化されており、ブラックとホワイトの2色が用意される。バッテリーの連続使用時間は10時間と十分な容量を持つ。CPUがIntel Core M3/M5/M7、メモリーは4GB/8GB、内蔵SSDは128GB/256GB/512GBから選べる。

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