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B2Cサイト向け統合認証基盤がAWSに対応─オージス総研

2016年4月1日(金)IT Leaders編集部

オージス総研は2016年3月30日、ショッピングサイトや会員サイトなどB2C(Business to Consumer)向けサービスサイトに適した統合認証基盤「ThemiStruct Identity Platform」のアマゾン ウェブ サービス(AWS)対応版の提供を開始した。

 「ThemiStruct Identity Platform」は、ショッピングサイトや会員サイトなど複数のサービス間でのユーザ情報連携を可能にし、SSO(Single Sign On)環境と会員ID管理機能を提供する。国際的な標準規格に準拠したAPI(Application Programming Interface)をサポートしており、様々なサイトとのID連携を容易に確立できる。

 アマゾン ウェブ サービス(AWS)対応版は、APIを利用すれば、既設サイトへ容易に組み込める。AWSを利用した導入時におけるキャパシティやアベイラビリティのプラニングが不要で、事業環境の変化や突発的なアクセスの集中に合わせて自由に、自動でコンピューターリソースの拡張、縮小が可能となる。

インフラ導入は1時間程度(標準仕様の場合)で完了できるようになり、短期間で従業員、カスタマー、ビジネスパートナーに認証サービスを提供できる。FacebookやGoogleのIDを使った「ソーシャルログイン」連携の機能も備えている。そのほか、セキュリティ面ではパスワード認証、ワンタイムパスワードに加えて、電子証明書、インベントリ認証など多要素認証方式に対応した。

 ThemiStruct Identity Platform AWS対応版の価格は、年額360万円(税別)から。オージス総研は、サービス事業者を中心に展開し、初年度2億円の売上を目標にする。

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