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画像検査システムにDeep Learningを活用─CEC

2016年4月7日(木)IT Leaders編集部

シーイーシー(CEC)は、外観検査を自動化する画像処理技術と、Deep Learning(深層学習)による学習アルゴリズムを活用した画像検査システム「WiseImaging」を2016年4月25日に発売すると発表した。産業用カメラとの組み合わせで、自動車や金属・樹脂加工、電子部品の製造など、生産ラインでの外観検査やラベル検査に利用できる。

 「WiseImaging」は、Deep Learningにより柔軟性のある判断手段を備えられるほか、精度が高く安定した画像検査が可能になる。従来の画像検査手法とDeep Learningによる特徴抽出を組み合わせることで、学習画像が少なくても高度な画像検査処理が行えるようにした。特徴抽出と解析方法の改良によって、画像ノイズがあったり文字が読み取りづらい場合でも、従来の画像検査と比べ約30%(CECの実証実験による)精度を向上をさせたとしている。

 プレス部品、電子部品、ダイカスト部品の検査、半導体製造装置に使われる金属、樹脂、ガラス、包装紙、布などの製品・パーツに対するキズ、ヨゴレ、打痕、張り合わせ不良などの幅広い検査ニーズに対応した。手書き文字を含むOCR検査、汚れ、異物、破損などのキズ検査に利用できるほか、方向判断、裏表判断、形状判断、有無確認、欠陥分類などにも対応する。

 最短約1週間で導入できるうえ汎用性に優れており、今まで自動化できなかった画像検査の領域や目視検査が発生していた工程に適している。画像分類アルゴリズム作成ツールを使えば、あらかじめ用意された画像検査のワークを選択して、画像処理フローを自動生成できる。現場で検査対象が変わる場合にも、専門的なプログラム言語などの知識は不要で検査設定の追加、変更などを柔軟かつ迅速に行える。

 分類アルゴリズム作成ツールと画像検査システムで構成されるソフトウェアパッケージと、検査機器ハードウェア(PC・産業用カメラ)を用意している。検査支援サービスとして、分類アルゴリズム生成支援サービス(Deep Learningによる学習含む)と検査用画像の事前検証サービスも提供する。

 WiseImagingの価格は、ソフトウェアパッケージが200万円(税別)から。検査機器ハードウェアと検査支援サービスは別途見積になる。

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