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「秘文」とセキュリティアプライアンスを連携し情報漏洩を多層防止─日立ソリューションズ

2016年4月8日(金)IT Leaders編集部

日立ソリューションズは2016年4月7日、ファイル暗号化ソフトウェア「秘文」と米Fortinetのセキュリティアプライアンス「FortiGateシリーズ」を連携し、メールによる情報漏洩を防止する新たな仕組みの提供を2016年4月8日に開始した。マルウェアへの対策および内部統制の強化を図れる。

 新たに提供するのは、「FortiGateシリーズ」でマルウェア感染防止を強化するとともに、マルウェアに感染した場合でも、データを「秘文 Data Encryption」の暗号化機能で守ることにより情報漏洩を多層的に防御できるようにするソリューション。

 FortiGateシリーズは、マルウェアの外部からの侵入を防止するほか、C&C(Command&Control)サーバーとの通信を遮断できるアプライアンス整品。ネットワークの規模に応じた豊富なラインアップを有しており、マイナンバーを管理する人事部門など、特定の組織との通信のみを監視・制御することも可能だ。

 秘文は、スマートフォンやUSBメモリーなどのデバイスをコントロールしてデータの漏洩を防止する「Device Control」、PCや記録メディアのデータを暗号化する「Data Encryption」、ファイルの閲覧停止を実行する「Data Progtection」の3製品で構成される。このうち、Data Encryptionが新ソリューションに採用された。

 今回、FortiGateシリーズに秘文との連携機能を搭載、暗号化されたファイルを識別し、暗号化されていない添付ファイルのメール送信を遮断できるようにした。マルウェアに感染した場合でも、メールによる社外への情報漏洩を防止できる。添付ファイルの暗号化という内部関係者へのメールの運用ルールを徹底することで、内部統制の強化を図ることが可能となる。また、マルウェア検知、防御が1台の機器に集約されるため、運用負荷も軽減できる。

 価格は、FortiGateシリーズが43万7000円(税別、以下同様)からで、秘文 Data Encryptionは、「ライセンス購入型」が1クライアント当たり1万円、「サブスクリプション型」が1年当たり5000円になる。

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