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電通ら4社がDeep Learningを使った屋外デジタル広告実証実験に着手

2016年4月21日(木)IT Leaders編集部

電通、クラウディアン、スマートインサイト、Quanta Cloud Technology Japanno 4社は2016年4月20日、インテルの協力のもと屋外広告実証実験プロジェクト(OOHプロジェクト)を発足し、Deep Learning(深層学習)を活用した屋外広告実証実験を開始すると発表した。

 新たに取り組むことになったOOHプロジェクトは、屋外広告におけるターゲティング広告の実用化を目指すものだ。デジタルサイネージの屋外広告分野で、Deep Learningと、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が集める膨大な映像情報および属性情報、高速にビッグデータを保存・分析する最新ソフトウェア技術、性能と経済性に優れたハードウェアを適切に組み合わせて活用する。これにより、常に移動するターゲットの属性に合わせた屋外広告をリアルタイムで表示する。

 第1段として、屋外設置ビデオカメラの映像からリアルタイムに通行状況を判別し、その車種の所有者の関心が高いと思われる広告を、道路沿いのデジタルサイネージに表示する実証実験を東京都内で実施する。

 これまでは事前に決められたスケジュールに従って流していた屋外広告を、Deep Learningを用いて自動車のメーカー名、車種の分類、モデル名などを高精度かつリアルタイムに認識・判別し、通行状況に最適化された内容で、タイミングよく表示できるようにする。

 また、デジタルサイネージへの広告配信以外にも、時間帯別や車種別交通量、走行速度も自動的に計測し、数値化することが可能になるため、従来の人手による計測データとは異なり、常時正確な交通量の把握ができるようになる。これにより、詳細な媒体価値の測定に加え、より汎用的な交通量調査などへの応用が期待できるとしている。

 今後、自動車のターゲティング広告とショッピングモールや観光地での行動アトリビュート連動広告、消費者の行動分析に基づく新しいリアルタイム広告のあり方などについての実証実験も計画している。

 今回のプロジェクトで電通は屋外広告の企画、販売、媒体開発を行う。クラウディアンは、実証実験システムの開発およびストレージ製品「CLOUDIAN HyperStore」を提供する。スマートインサイトは、次世代データ統合&ディスカバリ製品である「Mμgen」の提供、および屋外広告最適化の為の分析支援を担当する。Quanta Cloud Technology Japanは、ハードウェアを提供する。インテルは、Deep LearningをCPU上で高速演算するための次世代高速ベクター処理技術を支援する。

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