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独SUSE、SDSの新版「SUSE Enterprise Storage 3」でデータ需要の変化に対応

2016年6月15日(水)IT Leaders編集部

独SUSEは2016年6月14日(現地時間)、SDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義型ストレージ)の最新版である「SUSE Enterprise Storage 3」の提供を開始した。ビジネスとデータの需要の変化にユーザー企業が対応できるよう支援する。

 「SUSE Enterprise Storage 3」は、OSS(Open Source Software)の分散ストレージ技術である「Ceph」の「Jewel」リリースをベースにした商用サポート製品だ。市販のハードウェア環境を使って、コスト効率・回復力・冗長性に優れたストレージインフラストラクチャーを構築できる。

 Cephの新機能を容易に利用でき、POSIX準拠のCephファイルシステム(CephFS)により、ネイティブファイルシステムへのアクセス機能を追加できる。ユーザーは自社のSUSE Enterprise Storageクラスター内で、ブロック、オブジェクト、ファイルアクセスの統合機能を活用可能になる。

 また、マルチサイト・オブジェクト複製機能によって、非同期のアクティブ/アクティブ・マルチクラスター環境を構築できる。遠隔での複製が確実性を高め、ディザスターリカバリーを向上できる。非同期ブロック(RDB)ミラーリングを使用したブロックでの遠隔複製も可能だ。

 新しいフレームワークは、openATTICベースの高度なGUI管理ツールの基礎になる。Saltを用いたクラスターのオーケストレーション機能にも対応でき、管理の簡素化を図れる。

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