[新製品・サービス]

IoT環境の構築から運用・保守・セキュリティまで提供する基盤サービスを発売─日立システムズ

2016年7月26日(火)IT Leaders編集部

日立システムズは2016年7月25日、M2M(Machine to Machine)環境の導入を支援する「NETFORWARD M2Mサービス」のラインアップ拡充を発表した。遠隔地に点在する装置からデータを収集・蓄積するとともに、装置の遠隔稼働監視と制御ができるIoT/M2M環境を、短期間かつ低コストで提供するクラウド型基盤サービスを提供する。

 日立システムズは、米PTCのIoT(Internet of Things:モノのインターネット)/M2M(Machine to Machine)向けソフトウェア製品である「ThingWorx」の機能をクラウド型で提供するサービスを発表した。多拠点にある装置へのセンサー導入やネットワーク構築、装置の制御や監視・保守、データの収集・管理、セキュリティ対策までを一貫して支援する。

 日立システムズのクラウド型のIT基盤提供サービスである「リソースオンデマンドサービス」や運用・監視サービスと、「ThingWorx」を組み合わせて提供する。管理対象装置が少ない場合でも初期費用をかけずに、短期間で利用開始でき、利用開始後にビジネスが拡大して管理対象装置が増加した場合でも、迅速に拡張できる。

 「ThingWorx」は、IoT/M2Mを対象にした基盤製品で、ユーザーが国内外に保有する装置からセンサーによって収集したデータを見える化し、装置の動作傾向の把握や、異常の検知を可能とする。収集したデータを参照する管理画面は、ユーザーが直感的に操作・編集可能だ。遠隔監視制御機能を利用すれば、予防保守の実施や、異常を検知した際に遠隔操作で迅速な原因究明や復旧を行える。

 位置情報を取得する機能も備えているため、装置の現在位置や移動経路のデータについても収集可能だ。車両や医療機器など移動する装置の利用データの収集や紛失防止などを目的としても活用できる。

 「NETFORWARD M2Mサービス」では、従来IoT/M2M環境向けのネットワークの提供が中心だったが、基盤サービスの拡充によりIoT/M2M環境に必要な装置へのセンサー導入からデータの収集・管理、センサーやネットワークを含むシステムの監視・運用サービスまでを一元的に提供できるようになった。

 日立システムズは今後、同サービスに加え、コンタクトセンターや全国のサービス拠点を活用した機器の保守、制御システム向けのセキュリティ構築、BEMS(Building Energy Management System)導入支援などのサービスを組み合わせ、ユーザーの要望に合わせて提供するとしている。

 同社は、これらを通じて、2018年度までに累計300億円の売上を目標にする。

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