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OPCサーバーの最新版でThingWorx IoT Platformとの相互運用性を拡大─米Kepware

2016年8月18日(木)IT Leaders編集部

米PTCの子会社である米Kepware Technologiesは2016年8月16日(現地時間)、OPC(Open Platform Communication)サーバーの最新版「KEPServerEX バージョン5.21」のリリースを発表した。「ThingWorx」との直結統合によって、開発者はリアルタイムの産業オートメーションデータを利用可能になる。

 「KEPServerEX バージョン5.21」では、利用可能なコネクティビティーの選択肢を広げるとともに、PTCが提供する、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)アプリケーションを構築・実行するための基盤である「ThingWorx IoT Platform」との相互運用性を拡大し、IoT向けのスマートコネクテッド機能の迅速な開発と展開を可能にする。

 最新のThingWorxネイティブ・クライアントインターフェースと統合でき、PLC(Programmable Logic Controller)、RTU(Remote Terminal Unit)、PAC(Programmable Automation Controller)、DAQ(Data AcQuisition)、コントローラーなどとの迅速な接続を提供する。Kepwareの通信ドライバーを利用して、ThingWorx IoT Platformにリアルタイムかつ双方向の産業コントロールデータを提供できる。

 ThingWorx IoT Platform向けの「KEPServerEX Extension」を含んでおり、ユーザーはThingWorxで開発されたアプリケーションをKEPServerEXに迅速かつ容易に接続し、設定できるようになる。ThingWorxのKEPServerEXリモートシングテンプレートを自動設定して、コンフィギュレーションの閲覧、読み書き、点検を可能にするサービスも提供する。KEPServerEXのインストールの際、あるいはThingWorx Marketplaceを通じて無料で提供する。

 そのほかに、サーバー、ドライバー、プラグインに関して18のアップデートを含んでいる。

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