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日本ユニシス、地域金融機関向け次世代営業店システムでタブレット製品を発売

2016年9月6日(火)IT Leaders編集部

日本ユニシスは2016年9月5日、地域金融機関を対象に、勘定系システム・営業店システムとオンライン連携したタブレットによる、「ゼロ線」改革を可能にする製品「BANK_FIT-Zero」を発売すると発表した。

 「BANK_FIT-Zero」は、日本ユニシスが朝日信用金庫と共同開発した次世代営業店システム「BANK_FIT-NE」のラインアップとして提供するタブレット製品である。「伝票ゼロ」「印鑑ゼロ」「検証ゼロ」の「3つのゼロ」を可能にすることで、営業店の事務の削減を支援する。

 セルフ入力端末では、操作した入力情報を伝票などへ出力せずに、伝票なし(伝票の仮想化)・印鑑不要で、BANK_FIT-NEの窓口端末や事務集中センター(バックオフィスセンター)へ処理依頼ができる。顧客が入力したデータで取引実行することで、オペレーターの入力ミスを防止するための検証作業も不要になる。

 タブレットの機動性とオンライン連携機能を活かし、場所を問わず操作できる。職員は、店舗内のロビー、ローカウンター、相談ブースに加え、店舗外でも業務を遂行できるようになる。専門知識を必要とする業務では、ビデオ会議システム(現在計画中)を介し、本部の有識者を交えた面談も可能になる。

 勘定系システムまたは情報系データベースと連携し、リアルデータを利用した入力支援も可能だ。職員は、ダッシュボード機能を使って、顧客がセルフ入力端末から入力した状態を把握し、取引で必要となる説明や取引の検査、セールス情報などを顧客対応と並行して参照できるようになる。

 BANK_FIT-NEは、地域金融機関を対象に、営業店の事務を事務集中センターでリアルタイム処理する「リアル集中機能」や、事務をシステムで自動化することによってミスを防止するとともに、セールス活動に必要な情報を適宜推奨する「セールスモード機能」などの機能を備えている。

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