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E2B(R3)対応の製薬企業向けEDIシステム、キヤノンITSが新バージョンを発売

2016年9月28日(水)IT Leaders編集部

キヤノンITソリューションズは、製薬企業向けEDIシステム「EDI-Master DEX for Medical」の新バージョンを2016年9月下旬に発売する。医薬品の副作用などを報告するためのデータ交換規格「E2B(R3)」に対応したのが特徴。製薬企業は2019年3月までに現行規格の「E2B(R2)」から移行する必要がある。

 EDI-Master DEX for Medicalは、医薬品の副作用が疑われる症例などを厚生労働省に報告するためのデータ交換の仕組み(図)。国内の製薬企業は、そうした症例を確認した際には、報告義務を負っている。これまでは、2001年頃から使われている「E2B(R2)」規格に基づくデータ交換で報告してきた。ただE2B(R2)はSGMLベースで汎用性に欠け、添付情報を送る場合は紙またはPDF形式で別途送付する必要があるといった問題を抱えていた。

図:EDI-Master DEX for Medicalのシステム概要図:EDI-Master DEX for Medicalのシステム概要
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 こうした課題を解消するために2016年4月から利用が始まっているのが「E2B(R3)」規格。XML形式(HL7)で汎用性が高く、電子化した添付ファイルを同梱できるなど、よりグローバルな基準に対応し迅速なデータ交換を可能にする。現時点ではE2B(R2)によるデータ交換でも問題ないが、並行運用期間は2019年3月までで、それまでにE2B(R3)へ移行しなければならない。そこでキヤノンITSは、EDI-Master DEX for Medicaの新バージョンでE2B(R3)に対応した。

 同社によれば、新バージョンでは、「国内では新たに利用が始まる通信プロトコル『AS2』を利用することで、規制当局に加え製薬企業同士で副作用情報を交換でき、より迅速な情報活用が可能になる。副作用報告に加え、他の製薬企業や関係会社との間でEDI環境を構築できる」としている。

 EDI-Master DEX for Medicalは、これまでに80社以上の製薬企業への導入実績があるという。新バージョンの価格は700万円(通信先の数が8件の場合)。2020年までに累計100社でのシステム構築/導入を目指す。

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