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日立、ミッションクリティカルなシステム向けのハイエンドオールフラッシュアレイを発売

2016年10月27日(木)IT Leaders編集部

日立製作所は2016年10月26日、「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)ファミリー」のラインアップに、ミッションクリティカルなシステム環境向けに優れた信頼性と可用性を備えたハイエンド向けオールフラッシュアレイ「VSP F1500」を追加した。

 日立製作所の「VSP F1500」は、「VSP F」シリーズの最上位モデルとなるストレージシステムである。ストレージ仮想化技術や高信頼なデータ保護機能に加えて、新たに、データの重複排除・圧縮機能を搭載しており、容量効率のさらなる向上を支援する。

 同モデルの発売と同時に、ハードディスクドライブとフラッシュ媒体との混在構成が可能な「VSP G1500」も発売する。既存のストレージ環境がハードディスクドライブを中心とした構成の場合でも、段階的なフラッシュ環境への移行が可能になる。

 VSP Fシリーズは、独自開発のフラッシュモジュール「Hitachi Accelerated Flash DC2」を採用し、システムの導入や運用にかかるコストを抑えながら、高い信頼性と高速なデータ利活用に必要となる高いデータアクセス性能を提供する。

 VSPファミリーの全製品で採用するストレージ基本ソフトウェア「Hitachi Storage Virtualization Operating System」も機能強化した。従来提供してきた各種ストレージ仮想化機能に加えて、重複排除やデータ圧縮などの容量削減機能を新たに搭載し、高いデータアクセス性能を維持したまま、効率的なデータ保管を可能にする。

 ストレージシステムの導入前アセスメントサービスや、システム導入後の稼働状況を監視し、問題発生を未然に防ぐ「プロアクティブ稼働診断サービス」の提供も開始する。

 REST API(Application Programming Interface)によるストレージ運用の自動化を強化したITインフラ運用自動化ソフトウェア「Hitachi Automation Director」や、年単位での詳細な稼働情報を用いた性能分析を行う「Hitachi Data Center Analytics」の機能を取り込んだITインフラ性能監視・分析ソフトウェア「Hitachi Infrastructure Analytics Advisor」をあわせて利用することで、システム運用における構築、運用/監視の各フェーズでの運用コストの低減を図れる。

 価格は、VSP F1500が2億2223万4000円(税別、以下同様)から、同G1500が3億4803万6000円(約28TBのシステム物理容量構成時)などになる。

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日立製作所 / Hitachi Virtual Storage Platform

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