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対訳・翻訳機能を兼ね備えたハイブリッド型の音声翻訳サービスを発売―アドバンスト・メディア

2016年11月2日(水)IT Leaders編集部

アドバンスト・メディアは2016年11月1日、音声認識を活用した、多言語翻訳サービス「AmiVoice TransGuide」を発売した。対訳・翻訳機能を備えたハイブリッド型の音声翻訳サービスである。

 「AmiVoice TransGuide」は、音声認識により、スマートフォンやタブレットなどの端末に話しかけることで、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語の翻訳結果を自動で表示し、音声合成によりアナウンスする。

 よく利用する定型文を翻訳したリスト(対訳リスト)を事前にWebブラウザーから登録することで、正しい翻訳結果を表示・アナウンスできる。対訳リストは、鉄道などの交通機関向け、観光・商業施設向け、災害時向け、医療機関向けなどを標準装備している。

 駅名や時間、地名など、定型文で使う名詞は単語の一括登録ができるため、すべての名詞のパターンの対訳リストを登録する必要はない。発話結果の名詞を自動置換えする。

 端末内で音声認識処理ができるので、Wi-Fiやインターネット環境がない場合でも利用可能だ。地下や屋内などの電波の届かない場所や、非常災害時などでも使用できる。場面や用途に合わせて、モバイルスピーカー・構内スピーカー・ハンズスピーカー・メガホン・拡声器など、様々なスピーカーと連携接続して使用することもできる。音声合成には、HOYAサービスの「VoiceText」を採用している。

 翻訳リストに登録していない文章やフレーズを伝えたい場合は、クラウド型の翻訳機能(オプション。通信環境が必要)を使用すれば、機械翻訳によってリアルタイムに翻訳結果を表示・アナウンスできる。

 音声認識・音声対話専用ウエアラブル端末「AmiVoice Front WT01」との連携利用が可能だ。同端末は、2マイクを用いた高指向性のマイクアレイとノイズキャンセル機能を搭載しており、高騒音環境下でも高精度な音声認識が可能だ。

 AmiVoice TransGuideの価格は、初期費用が5万円で、1ライセンス当たりの月額が3000円からになる。利用用途に合わせた様々なプランを用意している。

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