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富士通とSAP、製造業向け製品で協業しIndustrie 4.0への対応を支援

2016年11月25日(金)IT Leaders編集部

富士通とSAPジャパンは2016年11月24日、製造現場を対象にした製品領域での協業を発表した。従来のERPにおける製造・販売・調達管理に加え、製造パフォーマンス管理が可能なSAPの拡張サプライチェーン製品と、富士通の様々な業種・業務に特化したものづくりに関するノウハウを活用したインテグレーションを組み合わせる。

 発表した協業では、SAPの「SAP Manufacturing Execution」および「SAP Manufacturing Integration & Intelligence」と、富士通の様々な業種・業務に特化したものづくりノウハウを提供し、企業のビジネスの成長を支援する。

 日本国内のビジネスにおける戦略的なパートナーシップのもと、富士通は、SAPから製品に関する技術トレーニングや販売や導入時のサポートを受け、両社で拡販活動を実施する。

 また、富士通はSAPの拡張サプライチェーン製品を米国ですでに提供開始しており、今後両社によるアジアやその他の地域への共同展開を検討していくとしている。

 SAP Manufacturing Executionは、製造現場におけるプロセス全体の管理やリアルタイムな分析、レポートを実行することが可能だ。現場の生産オペレーションごとの製造実績や品質情報・トレーサビリティ情報を管理し、市場品質の確保と現場改善に向けた基盤を構築できる。

 SAP Manufacturing Integration & Intelligenceは、MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)と、生産ラインのデータ収集を行うシステムや、PLC、DCS、SCADA、検査装置などの現場機器、およびERPなどの基幹システムとの接続とデータ取集を可能にする。同時に製造現場の様々なデータを分析し可視化することで、適切な意思決定を支援する。

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