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セゾン情報とJIG-SAW、IoTデバイスの自動制御とデータ連携で運用コスト削減

2016年12月26日(月)IT Leaders編集部

セゾン情報システムズとJIG-SAWは2016年12月21日、IoT(Internet of Things)データ向けの安全なデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」とデバイス自動監視サービス「puzzle」を連携することで合意したと発表した。IoTデバイスの監視・管理とIoTデバイスからの確実なデータ連携により運用コスト削減を支援する。

 セゾン情報とJIG-SAWは、IoT(Internet of Things)向けのデータ連携製品とデバイス監視サービスを連携した共同サービスを提供する。JIG-SAWが推進する完全閉域ネットワーク環境のエッジコンピューティング基盤やAI(人工知能)を活用した「puzzle(A&A ROBOT MANAGED SERVICE)」と、セゾン情報システムズのIoTデータ連携ソフトウェア「HULFT IoT」を組み合わせる。

 自動運用プラットフォームのpuzzleは、膨大なアラートデータやログデータなどのビッグデータを機械学習で分析し、自動制御を実施する。分析したデータは自動検知へフィードバックする。

 HULFT IoTは、独自のプロトコルでの伝送、暗号化機能、自動リトライ機能によって、デバイスからのデータ連携を安全かつ確実に実行する。これにより、データ連携のエラー発生の回避、大量データ連携の管理工数の削減を可能にする。

 JIG-SAWのサービス拠点であるSCC(Sapporo Control Center)に「HULFT IoT サポート窓口」(24時間365日体制)を併設することにより、一貫したサポートを提供する。大量のデバイスの監視・管理業務から確実なデータ連携、一貫したサポートを提供することで、IoTシステム全体の品質向上を可能にしつつ、運用コストの削減も支援する。

 セゾン情報システムズとJIG-SAWは、2017年1月から同サービスの提供を開始し、2018年度までに100社への導入を目標にする。

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