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TKC、金融機関向け情報提供サービスとMKIの財務分析システムを相互接続

2016年12月27日(火)IT Leaders編集部

TKCと三井情報(MKI)は2016年12月26日、金融機関向けに決算書等の財務データを提供するTKCの「TKCモニタリング情報サービス」と、MKIの財務分析システム「CASTER」を相互接続するための共同開発および検証を開始したと発表した。データ連携を可能にするアプリケーションの2017年3月の提供開始を目指す。

 TKCとMKIは、TKCのシステムの財務データと「CASTER」の財務分析機能を連携することで、金融機関の融資判断を支援する。

 具体的には、「TKCモニタリング情報サービス」から提供されるデータを「CASTER」に直接取り込めるようにする。これにより、紙に印刷した決算書のOCR認識および修正処理作業が不要になって、ペーパーレス化の促進や、決算書データ登録作業の負荷と決算書の紛失リスクの低減を図れるようになる。

 また、決算書の徴求から財務分析結果の出力を短時間で完了できるようになるため、融資先の資金需要に迅速に対応可能になるといった効果も期待できるとしている。

 「TKCモニタリング情報サービス」は、決算書や月次試算表などの財務データを金融機関に無料提供するクラウドサービスである。財務データは、TKC全国会会員の税理士・公認会計士が、顧問先企業からの依頼に基づいて月次巡回監査などを実施し作成する。

 「CASTER」では、OCRで読み込んだ決算書データを財務分析し、金融機関が融資判断に使用する資料を作成できる。

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