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NEC、AIを活用しスーパーマーケット向けマーケティング・需要予測製品を強化

2017年3月7日(火)IT Leaders編集部

NECは2017年3月6日、AI(Artificial Intelligence)やクラウドなどを活用し、スーパーマーケット向けのマーケティング・需要予測製品を強化すると発表した。日本スーパーマーケット協会と連携し、AI技術群「NEC the WISE」を活用した製品の開発・提供および実証実験を推進する。

 NECは、スーパーマーケット向けにAI(Artificial Intelligence)を活用したマーケティングや需要予測に活用可能な製品を提供する。第1弾として、マーケティングや需要予測に関する2種の製品を発売する。これらの製品を活用した実証実験を、ライフコーポレーションと、三越伊勢丹フードサービスが運営するクイーンズ伊勢丹で実施している。併せて、新たにIaaS(Infrastructure as a Service)に対応した本部基幹業務ソフトおよびコンパクトなセミセルフPOS端末を発売する。

 AIを活用した製品については、顧客の基本的なプロフィールや購買履歴から、顧客の詳細なプロフィールや商品属性(DNA)を、AIを活用して高精度に自動推定する「NEC Marketing Segmentation」を提供する。分析期間・コストを削減し、顧客1人ひとりの趣味や嗜好を踏まえたマーケティングを可能にする。

 また、過去の商品販売実績や廃棄数、気象予報、キャンペーン情報など多様なデータの相関関係を、AIを活用して分析することで、日配品など商品ごとの販売数を高精度に予測する「商品需要予測ソリューション」を提供する。需要予測に基づいた発注により、欠品防止や廃棄ロス削減、在庫適正化を図れるようにする。

 NECは、AIを活用したスーパーマーケット向けの製品について、今後3年間で20社への提供を目標にする。

 基幹業務ソフトの新製品に関しては、多店舗展開に適したWeb型本部基幹業務ソフト「DCMSTORE-MD」について、「NEC Cloud IaaS」やAWS(Amazon Web Services)などの各種クラウド基盤サービス上での稼働に対応した新製品を提供する。セミセルフPOS端末については、本体幅358mm、奥行き685mmと省スペース化した「TWINPOS R」を提供する。

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