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SAPジャパン、サプライチェーンプランニングスイートに機械学習と予測分析を導入

2017年3月28日(火)IT Leaders編集部

SAPジャパンは2017年3月27日、事業戦略の実行計画を支援する「SAP Integrated Business Planning」スイートに機械学習と予測分析を導入し、自動化機能を強化した。

 SAPジャパンは、販売事業計画、需要の感知と予測、在庫と供給の最適化、例外に基づくレスポンス管理を支援するクラウドベースの製品である「SAP Integrated Business Planning」に、機械学習インテリジェンスを導入したほか、オムニチャネルによる補充や製品のセグメンテーションをよりきめ細かく行えるようにした。可視性を向上し、計画サイクルを短縮することが可能で、より迅速かつ的確に需要と供給の変化に対応できるようになる。

 具体的には、ABC/XYZセグメンテーションを改良している。需要感知や統計予測などにより、顧客や製品セグメントに適した計画、コスト、サービスを判断できる。

 機械学習については、機械学習の技術、ソフトウェアアプリケーション、関連サービスのポートフォリオである「SAP Clea」を通じてスイートに導入した。

 計画アルゴリズムを向上した。供給不足の状況での公正分配など、計画の自動化を強化した。

 設定可能な新しい分析・ダッシュボードアプリケーションを備えた。迅速な対応を支援するため、モニタリング機能を強化している。在庫のコスト要因といった知見を提供し、意思決定を支援する。

 サプライチェーンネットワークの新しい可視化機能を搭載した。ネットワークの状況を数値化して把握できる。

 製品ライフサイクル管理機能も強化した。フェーズイン/フェーズアウトモデリングの向上によって、在庫の陳腐化を管理しながら製品投入の最適化を図れる。

 プロセスオーケストレーションの新しいアプリケーションも提供する。短期・中期・長期の計画プロセスの自動化と監視を可能にする。

 SAP Integrated Business Planningは、自動車、化学、消費財、流通・小売、ハイテク、製造、鉄鋼、採鉱、製薬、サービスといった業種に対応する、統合サプライチェーンプランニング製品だ。事業目標と業務の整合性を保ちながら売上と利益を高め、顧客サービス、オーダーフルフィルメント、エンドユーザーエンゲージメントの改善を支援する。

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