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キヤノンITS、MR向けにスマートデバイスを利用した副作用報告支援システムを発売

2017年5月18日(木)IT Leaders編集部

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2017年5月17日、製薬企業のMR(医薬情報担当者)を対象に、スマートデバイスを利用した副作用報告支援システム「PVLink Camera Report」を発表した。2017年6月上旬に発売する。

 「PVLink Camera Report」は、報告書を最適化して送信する報告用アプリケーションと、その報告を安全に受領して自動的に受領連絡を行う受付システムで構成されている。MR(医薬情報担当者)は報告用アプリケーションを利用することで煩雑な業務を軽減可能になる。安全管理部門では迅速かつ安全な報告を行える。情報連携が容易になるため、報告遅延や報告漏れの防止も図ることが可能だ。

 報告用アプリケーションは、MRが所有するiPhone・iPadで、第一報連絡票および詳細調査票を撮影し、報告・後処理を行う。スマートデバイスで撮影した調査対象は自動編集され、補足情報として医薬品名や情報源などを選択して報告できる。完了後は自動で画像を削除し、デバイス上にデータを残さない。

 受付システムは、報告用アプリケーションから受領した複数の画像ファイルを結合・PDF変換し、指定のフォルダーに出力する。MRへは受領完了メールを、安全管理部門の関係者には受付連絡メールを自動配信する。

 PVLink Camera Reportの価格は、ベースライセンス(MR100名分のライセンスを含む)が300万円(税別、以下同様)。MRライセンスを追加する場合は、100名当たり50万円になる。

 キヤノンITSは、製薬企業に特化し、個別症例安全性報告を電子的に伝送するEDIシステム「EDI-Master DEX for Medical」を提供しており、これを中核とした関連事業で2020年に25億円の売上を目標にする。

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