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[海外動向]

IBM、Googleなどがマイクロサービスで組むコンテナ実行プラットホーム「Istio」をリリース

2017年6月5日(月)田口 潤(IT Leaders編集部)

米IBMと米Google、米Lyftの3社がマイクロサービス・アーキテクチャに基づくアプリケーションの実行環境を発表した。海外の話とはいえ、日本企業の情報システム部門にとっても遅かれ早かれ取り組む必要のあるアーキテクチャであり、考え方であるだけに技術トレンドを抑えておく必要があるだろう。

 本誌は2017年5月中旬に金融から製造、公共機関まで欧米の先進企業や組織がマイクロサービス・アーキテクチャに向けて取り組んでいることをレポートした(ドイツ銀行、BMWなどがマイクロサービスに取り組む)。背景には、アプリケーション開発やサービス展開のスピードを速めながら、同時にビジネス環境やニーズ、法規制といった変化に俊敏に対応できなければやっていけないという危機感がある。

 そんなマイクロサービス・アーキテクチャを巡るプラットフォームに関して、新たな動きが見られた。2017年5月24日、GoogleとIBM、米Uberに次ぐライドシェアの大手であるLyftの3社が「Istio(ギリシャ語で帆の意味)」というマイクロサービスのプラットフォームを発表したのだ。マイクロサービス同士の通信を監視し、ルーティングや負荷分散、トラフィック管理などを担う。

 マイクロサービス・アーキテクチャは、独立して稼働する小さな機能モジュール(マイクロサービス)を組み合わせてアプリケーションを構築する考え方。マイクロサービス同士はHTTPやAPIを介して疎結合で連携するので、あるマイクロサービスを変更・修正しても他には影響を与えない。一部を変更するとアプリケーション全体をテストする必要があるモノリス型(一体型)と異なり、機能の変更や追加が容易で、変化に柔軟に追従できる利点がある。

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