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ソフトウェア開発で品質改善や納期短縮を促進するCI/CD ツールを提供―マクニカ

2017年6月6日(火)IT Leaders編集部

マクニカネットワークスは2017年6月5日、米Circle Internet Services製のCI/CD(継続的インテグレーション/デプロイメント)ツール「CircleCI」の提供を開始した。ソフトウェア開発で品質改善や納期短縮を促進できる。

 「CircleCI」は、CI(継続的インテグレーション)とCD(継続的デプロイメント)ツールのクラウドサービスを、自社インフラ上に構築して利用できるソフトウェアである。機能追加と改善、品質向上、コスト削減、納期短縮といった課題に対応できる開発環境の構築を支援する。

 CIは、ソフトウェア開発工程で、環境構築やビルド、テストを頻繁に繰り返し実施することで不具合を早期発見すること。開発者の手作業を減らしソフトウェア開発の生産性の向上を図れる。CDツールは、ソフトウェアの本番環境への適応を自動化する。

 ソフトウェア開発基盤「GitHub Enterprise」と容易に連携でき、同基盤上で管理するソースコードの変更に対して、都度CIを組み込むことで安定した品質のソースコードをリリースできるようになる。

 GitHub Enterpriseからの通知はプラグイン不要で受けられ、即座にビルドを実行できる。GitHub Enterprise上で管理されるソースコードの変更に対してマージ前のテストプロセスを組み込むことで、常に品質が安定したリリースを提供できるようになる。

 1つのビルド要求に対して、オートスケールで複数のコンテナを利用し並列処理を行うことで高速化を可能にする。新しいビルド要求に対しては常にクリーンなコンテナを用意し、過去のビルドに影響されずに即座に処理を実行できる環境を提供する。

 開発者自身がYAML形式のコードによりビルドの設定を行え、管理者へ依存することを回避可能だ。ツール自体の運用・管理に工数をかけることは不要なため、開発者は開発業務に集中できる。

 コンプライアンスについては、自社のサーバーやプライベートクラウド基盤上にシステムを構築できるので、安全な環境で利用可能だ。

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