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米CA Technologies、データ分析セキュリティ機能を強化し脆弱性などへの対応を支援

2017年6月9日(金)IT Leaders編集部

米CA Technologiesは2017年5月16日(現地時間)、「CA Data Content Discovery」と「CA Compliance Event Manager」のデータ損失防止機能の強化を発表した。企業の社内全体のセキュリティ管理を簡素化し、モバイルからメインフレームにわたって活用中のデータを堅牢かつ包括的に保護することが可能になる。

 「CA Data Content Discovery」と「CA Compliance Event Manager」は、メインフレーム上で実行できるデータ保護製品。簡単なレポート機能とカバレッジを有する様々なメインフレームアプリケーションを含んでいる。検索から分類、アラート、検査に至るまで、一元化したエンタープライズセキュリティを提供すると同時に、すべての基盤でコンプライアンスの体制を強化することを支援する。

 今回の機能強化では、規模の大小を問わずに組織のデータ管理を向上し、セキュリティとコンプライアンスのニーズに対応できるようにした。

 具体的には、メインフレームのセキュリティインシデントをデータの検索・分析などができる「Splunk」にエクスポート可能にした。セキュリティに関する一元化されたビューが得られるため、セキュリティと監査の専門家は企業内のセキュリティ全体の管理の質を向上できるようになる。

 すべてのコアアプリケーションのセキュリティを確保するためにデータセットの範囲を広げることで、メインフレーム上の重要データの損失を防止可能にする。

 メインフレームのエキスパートではなくても、新しいイベントレポートを利用して迅速な対応が可能になる。 スキルレベルに差があるスタッフで構成されるITチームでも、企業全体にわたる潜在的な脆弱性を把握し対応することができる、シンプルで十分な機能を備えたダッシュボードを新機能として提供する。

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