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NEC、Oracle CloudをCPUコア単位で細かくサービス提供

2017年7月13日(木)IT Leaders編集部

NECは2017年7月12日、米Oracleのクラウド「Oracle Cloud」と同じIaaS/PaaS環境をNECのデータセンターから提供するサービスを強化し、最小構成である1-OCPU(Oracle Compute Units、Xeonの1コアに相当するCPU性能)から利用可能にすると発表した。2017年第3四半期(10月~12月)に提供開始する。

 米Oracleは、Oracle Cloudと同じIaaS/PaaS環境をオンプレミスのプライベートクラウドとして運営できるようにする統合システム製品「Oracle Cloud Machine」を提供している。顧客のデータセンターに設置して利用できるほか、NECがNECのデータセンターに設置し、顧客向けに提供している。

 NECはこれまで、NECのデータセンターにおいて、1台のOracle Cloud Machineをユーザーが専有する形で提供してきた。ユーザーは、1台のOracle Cloud Machineを自由に使えていた。今回、より小規模な用途に利用できるように、最小構成である1-OCPUから利用できるサービス提供を開始する。

 1-OCPU単位でIaaS/PaaS環境を提供できるようにするための手段として、NECが提供しているシステム構築会社向けの開発フレームワーク「SystemDirector Enterprise」を組み合わせた。同フレームワークに含まれるバッチ系システムの開発基盤「SystemDirector Enterprise for Batch」を介してOracle Cloud Machineを1-OCPU単位で利用する。
 

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