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Chromiumベースの国産Webブラウザが中国語にローカライズ、Dayzが新版を公開

2017年8月18日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Dayzは2017年8月18日、自社開発の国産Webブラウザの新版「Kinza 4.1.0」を公開した。新版では、中国語(簡体字、繁体字)へのローカライズを図った。Kinzaのインストール時に、OSのロケール設定に応じて、インターフェース言語を日本語/英語/中国語から自動選択する。

 Kinzaは、Google Chromeを支えるオープンソース「Chromium」をベースに開発した、国産の独自Webブラウザである。特徴として、機能やアップデートに関するユーザーからの意見を柔軟に取り入れて反映する姿勢を挙げる。現在、毎月ごとにバージョンアップを重ねている。これに対して、他社の主要・派生ブラウザはユーザーの意見がなかなか反映されないとしている。

画面1●Kinzaの画面(出所:Dayz)画面1●Kinzaの画面(出所:Dayz)
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 今回の新版では、中国語(簡体字、繁体字)へのローカライズを図ったほか、印刷の際に倍率を設定できるようにした。また、ベースとなるChromiumのバージョンを従来の59.0.3071.134から60.0.3112.101へと更新した。

 国際化については、より多くの言語へのローカライズをユーザーと進めるため、ソフトウェアの翻訳作業を行う国際化ページ(https://i18n.kinza.jp)を新たに開設した。英語と中国語以外の言語への展開として当初は、ロシア語、タイ語、ウルドゥー語、ベトナム語、ドイツ語への対応を進める。

 Kinzaの稼働OSは、Windows 7/8/8.1/10、Mac OS X 10.11/10.12。

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