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クエステトラ、クラウド型BPMNワークフロー「Questetra BPM Suite」にIPフィルタ機能を追加

2017年9月11日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

クエステトラは2017年9月11日、SaaS型ワークフローシステム「Questetra BPM Suite」の新版「11.4」を発表、同日提供を開始した。新版ではセキュリティ機能を強化し、ワークフローを構成する個々のデータ投入イベントごとに、IPアドレスによるアクセス制御をかけられるようにした。

 クエステトラは、SaaS型ワークフローシステム「Questetra BPM Suite」の新版「11.4」を発表、同日提供を開始した。Webブラウザから利用できるワークフローソフトである。

 ワークフローの標準記法であるBPMN(Business Process Modeling Notation) 2.0を用いて、ノンプログラミングでワークフローを作図/定義し、これを実行できる。ワークフローのサンプルとして、日報フロー、稟議フロー、見積承認プロセス、請求書発行プロセスなど、各種のテンプレートを用意しており、自由にダウンロードできる。

図1●Questetra BPM Suiteに追加した、IPアドレスフィルタリング機能の概要(出所:クエステトラ)図1●Questetra BPM Suiteに追加した、IPアドレスフィルタリング機能の概要(出所:クエステトラ)
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 人が介在するワークフローだけでなく、特定の業務処理をシステム側だけで自動で実行することもできる。特定の時刻に処理を実行するタイマー機能や、特定のメールアドレスへの着信をトリガーに処理を実行する機能、REST APIへのリクエストをトリガーに処理を実行する機能、などを備える。

 PDFの帳票を自動生成する機能も備える。ひな形となるPDF書式にデータを入れてPDF帳票を作成する。例えば、見積内容をもとに「見積書PDF」を自動で生成し、このPDF文書を担当営業あてにメール添付で送付する、といった業務処理を自動で実行できる。

 新版では、ワークフローの処理ごとに、アクセス元のIPアドレスでアクセス制御できるようにした。アクセス権限のあるユーザーだけがワークフローの各処理を実施できるようになる。Web APIによる基幹システムからのデータ連携なども、アクセス元となる基幹システムのIPアドレスを設定することで、これ以外からのアクセスを制御できる。IPアドレスは、個々のアドレスのほか、範囲で指定できる。

 日割りプランと年間契約プランを用意している。日割りプランの価格(税別)は、1ユーザー当たり月額1200円で、200人超分は1ユーザーあたり600円。年間契約プランの価格(税別)は、1ユーザー当たり月額960円で、200人超分は1ユーザーあたり480円。いずれのプランも、最小契約ユーザー数は20人。

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