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メタデータを元画像と統合管理できる次世代アーカイブ実現―データクックとクラウディアン

2017年9月22日(金)IT Leaders編集部

データクックとクラウディアンは、AIを活用した次世代アーカイブ分野で協業した。データクックのビッグデータ活用ソフト「DataKitchen」とクラウディアンのSDS(ソフトウェア・ディファインド・ストレージ)製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」を連携させてAIを活用した映像・画像アーカイブサーバーを実現する。

 データクックのDataKitchenは、ビッグデータ活用に必要な機能をまとめて実装したクラウドサービス。ビッグデータ収集、高速転送、ブロックチェーン、分散保管、画像・動画変換、メタデータ管理、自動タグ付けAI、電子署名という8つの機能を提供する。

 CLOUDIAN HYPERSTOREは、汎用サーバーを使ってスケールアウト型オブジェクトストレージを実現するSDS製品。映像や画像のメタデータについて、従来型のファイルストレージではファイルと別に管理する必要があるが、CLOUDIAN HYPERSTOREはもとの映像・画像にメタデータを付与して、それをひとつのオブジェクトとして保存管理できるという特徴を持つ。

 両製品の連携により、AIによる映像・画像認識エンジンを使い生成したメタデータをもとの映像・画像データと統合管理できるようになる。これにより、映像・画像の検索が高速に行えるようになるとしている。

連携ソリューションの概要
拡大画像表示

 そのほか、ブラウザー上からDrag & Dropでアップロード/ダウンロードできるようになる、大容量ファイルもHTTPSで高速転送できる、自動分類のための準備がわずか3ステップで完了できるといった機能を提供する。

 今後は、アプライアンス製品としての提供も視野に入れている。

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