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ファストサーチ&トランスファ、日本市場開拓の3つの事業戦略を発表

2007年9月19日(水)IT Leaders編集部

サーチ テクノロジーで世界をリードするFast Search & Transfer(TM)(本社: ノルウェー オスロ、最高経営責任者: ジョン・マーカス・ラービック、オスロ証券市場: FAST.OL、以下、FAST)の日本法人、ファストサーチ&トランスファ株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 徳末 哲一、以下、ファスト サーチ)は、エンタープライズ サーチの進化形といえる「ゼロ・ターム サーチ」(Zero Term Search)のコンセプトを発表するとともに、エンタープライズ サーチ ソリューションが果たすべき役割とそれに伴うファスト サーチの国内事業戦略を発表しました。

 

エンタープライズサーチの進化形コンセプト「ゼロ・ターム サーチ」

「ゼロ・タームサーチ」(Zero Term Search)とは現在のキーワード検索では検索の中心に置かれているのはあくまでもキーワードであり、そのキーワードに関連する情報の提示が限界です。しかし本来であれば、同じキーワードであっても、その情報を捜しているユーザーの意図・趣旨によって求められている「解」は異なると考えられます。

エンタープライズ サーチの進化形コンセプト、「ゼロ・ターム サーチ」を提唱。事業の収益化、業務効率の向上、経営支援に貢献する

FASTが提唱するエンタープライズサーチのコンセプト、「ゼロ・タームサーチ」は、キーワード検索を越える概念です。情報を探して検索している人こそが主役であり、その人物のプロファイリングや過去の各種行動履歴やログ等から、より一層パーソナライズされた情報(パーソナライゼーション)に基づいた検索結果を提示し、さらに関連情報をサーチエンジン自体が能動的に推奨(レコメンデーション)するというコンセプトです。

情報が溢れる今日では、B2B、B2Cに関わらず、従来にも増して個人一人ひとりにより適した情報の迅速な提示が、強く求められてきています。

特に、モバイル先進国といわれる日本市場においては、キーワードに依存しないエンタープライズサーチの進化形、「ゼロ・タームサーチ」の重要性がユーザビリティの観点からも今後ますます高まるとファストサーチは考えています。

エンタープライズサーチ市場開拓のためのファストサーチの3つの事業戦略

ファストサーチは、エンタープライズサーチを通じて、企業特有の情報を社内外問わず収集、融合、整備、分析、活用することにより、企業の事業展開を支援していきたいと考えています。そのため、ファストサーチは日本におけるエンタープライズサーチ市場の開拓に際して、以下のような3つの方向性で企業の事業活動並びに情報マネジメントを支援していく方針です。同時に、戦略的なパートナーシップを強化し、同社のエンタープライズサーチプラットフォーム(FAST ESP)の導入をさまざまな業界・業態の企業に積極的に推進していきます。

事業の収益化(Monetization)

FAST ESPは、既存事業および新規事業の事業機会の創出および収益性の向上を実現します。優れたナビゲーション機能に加えて、パーソナライゼーション機能やレコメンデーション機能によって、ユーザー・エクスペリエンスを飛躍的に向上させます。同時に、アクセスピーク時の対応力による安定稼働、柔軟な拡張性、およびリアルタイム性といった特長があげられます。

フォーカスする市場は、主にメディア・エンターテイメント、通信、流通等で、リセラーとの協業を中心に、市場におけるポジショニングをより一層強化し確固たるものにする考えです。

企業内検索(Information Discovery)による業務効率の向上

FAST ESPは、企業内検索において社内外の情報を融合するとともに、企業の情報資産の有効活用を推進することによって、業務効率の向上・改善を実現します。特長的な機能としては、事業の変化に迅速に対応できる拡張性、柔軟なアーキテクチャ、高度な可用性、高速なクエリパフォーマンス、セキュアな検索の実現、およびシンプルな管理等があげられます。

フォーカス市場は、主に金融、製造、自治体等で、ソリューションプロバイダとの協業を推進します。

サーチを基盤とするビジネスインテリジェンス(BI built on Search)による経営支援

FASTはエンタープライズサーチとBI(ビジネスインテリジェンス)は補完関係にあると考えます。FAST ESPは、社内外の情報をリアルタイムに収集、融合、整備、分析することによって、経営判断に役立つ経営支援のための環境を実現します。特長的な機能としては、高速なクエリパフォーマンスをはじめとした企業内の多様なアプリケーション要件に対応する柔軟なアーキテクチャ、事業の変化に迅速に対応する拡張性、および高度な言語解析等によるリアルタイムでの分析効果があげられます。

コンサルティング会社等の戦略的パートナー企業との協業のもとに、業種・業態を問わず市場開拓を図る方針です。

日本市場におけるエンタープライズサーチの役割

ファストサーチ代表取締役社長の徳末哲一は、今後の日本市場におけるエンタープライズサーチの役割について次のように述べています。

「情報は企業にとって最も重要な資産です。だからこそ、企業はあらゆる情報を把握すべきであり、その情報を適切に活用することで、企業はマーケティング力を強化し、事業の拡大を推進し、競争力に磨きをかけることができます。

こうした観点から、企業資産であるべき情報の掌握を第三者へ委託することは、企業戦略、企業責任の点からも熟考されるべきだと考えています。私共、ファストサーチが提供するFAST ESPは、企業に関連する情報を社内外問わずにリアルタイムで収集、融合、整備、分析します。同時に、企業の戦略、ビジネスモデルに合わせた情報探索・活用を支援します。その結果、業務効率の向上、経営判断の迅速化、さらには事業機会の創出と収益性の向上に貢献することができるのです。

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