[ユーザー事例]

エンタープライズサーチの導入~損保ジャパンの場合~

2007年10月11日(木)

Googleをはじめとする全文検索エンジンの登場は、ウェブの世界を大きく変えた。検索エンジンによって、ユーザーは膨大な情報の中から必要な情報を容易に探し出せるようになった。また、そうした情報の選択の際は発信者の社会的ポジションなどに左右されず、「検索キーワードへの関連性の高さ」というユーザーのニーズに基づくものとなった。

このようにウェブに新しいパラダイムをもたらした検索エンジンだが、これまでは社内情報の検索に利用することは難しかった。しかし、近年になり、ウェブで利用されている検索エンジンの技術を社内情報の検索に利用したエンタープライズサーチ製品も登場しており、注目を集めつつある。今回は、株式会社損害保険ジャパンへの導入事例から、エンタープライズサーチ製品の導入の成果と課題について紹介する。

1.導入の背景

今回の導入事例として紹介する株式会社損害保険ジャパン(以下、損保ジャパン)は社員1万5,000人、グループ企業を含めた全社では2万5,000人の社員を擁する大企業である。同社では、社内の情報蓄積・受発信の基盤としてLotus Notesを利用しており、蓄積されている文書数は6万文書、データベース(以下、DB)の数は1,500個に上る。

Notesでは次のような情報を扱っており、社内のあらゆる業務ノウハウが蓄積されているといえる。

  • 通達
  • ニュース
  • 掲示板(部店や役職、テーマごと)
  • マニュアル類
  • FAQ
  • 営業工作やサポートセンター対応などの好事例集
  • ツール類
  • 帳票集

しかし、こうした情報の流通について、次のような課題を抱えていた。

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