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インテル、第3世代のvProテクノロジーを紹介

2008年10月9日(木)IT Leaders編集部

インテルは2008年10月8日、デスクトップPC向けに第3世代の「インテルvProテクノロジー」(以下、vPro)を発表し、 日本市場向け搭載システムと企業ユーザーの事例を紹介した。

 「インテルvProテクノロジー」は、インテルが2006年に発表した企業向けPCのプラットフォームブランドで、デスクトップPC版「vProテクノロジー・インテルCore 2プロセッサー」と、ノートブックPC版「vProテクノロジー・インテルCentrino 2」がある。

 vPro搭載のPCには、運用管理の機能を提供するアクティブ・マネジメント・テクノロジー(AMT)およびハードウェアを含んだ仮想化環境を可能にするバーチャライゼーション・テクノロジー(VT)の技術が組み込まれていることが特徴。

 今回紹介された第3世代となるvPro(開発コード名:McCreary)は、インテルCore 2 Quad/DuoとインテルQ45 Expressチップセット、インテル82567LMギガビット・ネットワーク・コネクションで構成されるデスクトップPC向けプラットフォームで、AMTリリース5.0に対応している。

 セキュリティ機能が強化されたほか、電源がオフになっている場合や設定されたパラメータに適応しない状況のPCでも遠隔サポートを受けられる遠隔アラート機能、自動保守機能が追加された。企業のファイアウォールの外にあるPCを保護・管理することが可能になり、PCの仮想化への対応や小規模ビジネスの特別なニーズを満たすようにも設計されているという。

 東芝PC&ネットワークは、新しいvProに対応したPC仮想化エンジン「vRAS」(ブイラス)と、vRAS採用の新製品「Virtual Group Computing System」および「PC運用上手-SS」を開発した。vPro対応のPC仮想化エンジンによって、仮想化オーバーヘッドの改善やデバイス利用における制限回避など、仮想環境においても、従来のPC利用と同等の性能と利便性を実現することができたとしている。

インテル・ビジネスクライアント特設サイト
http://www.intel.co.jp/jp/gopro/

インテル
http://www.intel.co.jp/

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