[新製品・サービス]

米IBM、企業のSOA競争力をサポートする新ソフトとサービスを発表

2008年10月14日(火)

米IBMは10月8日、SOA(サービス指向アーキテクチャー)市場における新製品とサービスを投入し、企業が競争力を強化して市場の急激な変化に対応できるよう支援することを発表した。

「IBMグローバル・ビジネス・サービス」では、業界別の専門家によってマクロレベルのトレンドや業界の今後の課題を分析し、SOAでどのように新戦略、ビジネスモデル、業務目的を推進していくかの指針が提供される。企業が対象領域の変化にどれだけ速く適応できているかを監視し、その結果を市場の競合他社と比較できるようにする「Key Agility Indicators(機敏性評価指標)」を、ビジネスプロセス・モデリングツールの「IBM WebSphere Business Modeler」に取り込み、企業がより俊敏なプロセスを設計できるよう支援する。

企業の業務が実際に計画から実践へと移行する際には、「IBM Smart SOA Sandbox」のテスト環境を活用できる。実際の運用環境を導入する前に、アプリケーションを確認することが可能。

より簡単にSOAを展開するための機能としては、WebSphere Application ServerとWebSphere Portal製品群からなる既存のQuickStartポートフォリオに、新しく「QuickStart for WebSphere DataPower」が追加された。企業はWebSphere DataPower SOAアプリケーションとIBMグローバル・テクノロジー・サービス(GTS)との連携を通じて、インフラの各種課題に対処できるようになる。

また、新たに「WebSphere MQ File Transfer Edition」の販売を発表した。このMQ(メッセージキューイング)拡張によって提供されるファイル転送サービスは、企業がMQ基幹を使用して、簡単にファイルやドキュメントを転送・検証できるようにするもの。

SOA導入が完了すると、多くの企業にとってセキュリティや管理が重要なポイントとなる。これらの必要性に対し「IBMインターネット・セキュリティ・システムズ」では、企業が実証済みの方法論やツールを用いて、業務特有の課題やニーズに対応する包括的ロードマップを迅速・効率的に構築できるよう、新IDアセスメント・ストラテジーのサービスを提供する。さらに、企業がSOA環境・開発の管理をより強化できるようにする、以下の新ソフトウェアを発表した。

  • ブログやWikiのようなリアルタイムのコンテンツサービス、マッシュアップのようなWeb 2.0をサポートする企業ポータルなど、統一的でセキュリティに考慮したコミュニケーション手段を提供
  • 「IBM Mashup Center」:上級エンドユーザーによるアプリケーションの設定やカスタマイズを可能にする
  • 「Telelogic System Architect」:ITポートフォリオの戦略、分析、プラニングを促進し、ビジネスポートフォリオへの投資状況を管理する
  • 「Tivoli Security Policy Manager」:管理や実践における統一されたSOAセキュリティーポリシーを提供する
  • 「InfoSphere」ツール群:重要なデータがシステム全体のどこに保存されているかを探し、新たなプロセスやサービスにそれらを統合する最適な方法を分析する

これらの製品により、IBMソフトウェア・ポートフォリオ全体が拡張されるとしている。

米IBM
http://www.ibm.com/

日本IBM
http://www.ibm.com/jp/

 

関連記事

米IBM、企業のSOA競争力をサポートする新ソフトとサービスを発表米IBMは10月8日、SOA(サービス指向アーキテクチャー)市場における新製品とサービスを投入し、企業が競争力を強化して市場の急激な変化に対応できるよう支援することを発表した。

PAGE TOP