[新製品・サービス]

米IBM、クラウド・サービスの推進を発表

2008年10月16日(木)

米IBMは10月6日、同社の伝統的なソフトウェアのデリバリー・モデルを拡張し、従来型のデリバリー・モデルとビジネス向けのクラウド・コンピューティング・アプリケーション・モデルを統合すると発表した。

新クラウド・サービスは、顧客やISV(独立系ソフトウェアベンダー)に向けて、より新しいソフトウェア、サービス、技術リソースを提供。すべての規模の企業が、より簡単にクラウド・コンピューティング・モデルを導入し、データ管理の改善、運用コスト削減、提携することを支援する。

同社のクラウド・コンピューティング戦略は、オープンスタンダードに基づき、データ、アプリケーション、サービスなどをどこからでも、どのデバイスからでも利用できることを目指す。同社はクラウド・コンピューティング強化のために次の4つの戦略を推進する。

  1. IBM独自のクラウド・サービスのポートフォリオを提供
  2. ISVのクラウド・サービスの設計・構築・デリバリーを支援
  3. 顧客の事業をクラウド・サービスに統合する支援
  4. 企業にクラウド・コンピューティング環境を提供

顧客やISVは、13のクラウド・コンピューティング・センターや、40のIBMイノベーション・センターなど、IBMの世界中に広がるネットワークを通じて、クラウド・サービスの専門家にアクセスでき、アプリケーションのテストもできる。

このクラウド・サービスを実現する技術は、リクエスト主導型プロヴィジョニング(RDP)、ダイナミック・ワークロード・マネジメント(DWM)、使用量、経理、セキュリティなどの技術によって可能となった。IBMのTivoliポートフォリオの一環であるこれらの技術は、アクティビティの監視・記録、IDのチャージバックやセキュリティ、アクセス管理保護などの機能を持つ、クラウド・コンピューティング環境によって実現。こうした技術を活用することのできる、IBMクラウド・サービスの新分野には、「Bluehouse」「Lotus Sametime Unyte」「IBM Rational Policy Tester OnDemand」「IBM Rational AppScan OnDemand」「Telelogic Focal Point」「Remote Data Protection」などが挙げられる。

Bluehouse(無料ベータ版)は、ソーシャルネットワーキングとオンライン・コラボレーション・ツールを組み合わせ、すべての規模の企業が、組織的枠組みを超えて、ファイヤーウォールなどを通じて、安全に共同作業できるよう支援する。

Lotus Sametime Unyteは、Web接続を通じて、文書、プレゼンテーション、アプリケーションの共有などを伴った、迅速・簡単なWeb会議を提供する。将来的にはSametime UnyteをLotus NotesやLotus Sametimeと統合させる予定。

IBM Rational Policy Tester OnDemandは、自動化されたWebコンテンツのスキャニング機能を用い、プライバシーや品質、コンプライアンスに関するアクセシビリティの課題を解決し、オンライン・リスクを軽減する。

またISVへは、オープン標準の技術を使用した新アプリケーション開発を支援する。クラウド仕様サービスを設計・構築する際に使用可能な、新しいシリーズのホワイト・ペーパー、オンライン・デモ、ダウンロード可能なコードなどを提供。またIBM Lotus Sametime Unyteの機能を利用した無料のWeb会議サービスなど、さまざまな新しいマーケティング・リソースが利用できる。


日本IBM
http://www.ibm.com/jp/

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