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NEC製データ連携ソフトとウイングアーク製の情報分析ソフトの連携を強化

2008年12月2日(火)IT Leaders編集部

NECとウイングアーク テクノロジーズは12月1日、NECが提供するデータ連携・統合ソフト「InfoFrame DataCoordinator(インフォフレーム・データコーディネータ)」と、ウイングアーク テクノロジーズが提供する情報分析(BI、ビジネス・インテリジェンス)ソフト「Dr.Sum EA(ドクターサム・イーエー)」との連携を強化したことを発表した。NECは、連携機能を含む「DataCoordinator Ver.5.2」を新たに製品化し、販売開始した。価格は98万円(税込み)から。

DataCoordinatorは、データ連携のためのプログラムを開発することなく、データベースのデータを他のデータベースに反映し、情報の統合や活用を推進するソフトウェア。また、Dr.Sum EAは、既存IT投資を活かしながら、企業システムに蓄積された各種データを多次元高速集計、および可視化して横断的な有効活用を推進する。

新バージョンのDataCoordinatorによって、オープンシステムやNECのメインフレーム(ACOS-4)上のデータをDataCoordinatorで抽出し、Dr.Sum EAサーバーに高速に配信するデータ連携がノンプログラミングで可能となり、データベース間のデータ連携機能を業務システムに組み込みやすくなる。

また、DataCoordinatorには変更データのみを転送する差分配信機能があり、送信対象となるデータ量が全データに対して少なくなるため、ネットワークへの負荷が軽減されるとともに、業務時間内にも最新のデータをDr.Sum EAに配信できることで、タイムリーな情報活用と生産性の向上が可能となった。

両社は、今回の連携強化によって、さらなる情報活用の環境が顧客に提供されるとしている。NECではDr.Sum EAを、同社の情報管理ソフトウェア「InfoFrame」の情報分析領域の製品と位置づけ、「InfoFrame Dr.Sum EA」として、販売を行っていく。

InfoFrameは、大量データのバッチ処理を高速化するInfoFrame DataBooster、ノンプログラミングで異種DB間のデータ連携を可能にするInfoFrame DataCoordinator、文書や画像などのコンテンツの統合的な管理を実現するInfoFrame Documentumなど、企業内の各システムに散在する情報を統合し、より効果的に活用できるようにする情報管理ソフトウェア製品群。

今回の協業拡大を含め、両社は引き続き情報管理領域での製品の機能/サービスの向上を推進していく。


InfoFrameについて
http://www.nec.co.jp/pfsoft/infoframe/index.html

NEC
http://www.nec.co.jp/

ウイングアーク テクノロジーズ
http://www.wingarc.com/
 

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NEC / ウイングアーク1st / ACOS / Dr.Sum / BI / 協業・提携

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