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富士通とサン、UltraSPARC T2 Plusを最大4基搭載したミッドレンジサーバー「SPARC Enterprise T5440」

2008年12月17日(水)IT Leaders編集部

富士通と米サン・マイクロシステムズは2008年10月13日、ミッドレンジサーバーの新モデル「SPARC Enterprise T5440」を販売開始した。複数のソフトウェアスレッドを同時に処理するCMT(チップ・マルチスレッディング)テクノロジに対応した「UltraSPARC T2 Plus」プロセサを最大4基搭載できる。

SPARC Enterprise T5440
SPARC Enterprise T5440

「SPARC Enterprise T5440」は、複数のソフトウェアスレッドを同時に処理するCMT(チップ・マルチスレッディング)テクノロジに対応した「UltraSPARC T2 Plus」プロセサを最大4基搭載できる。筺体は高さが4U(ユニット)サイズとコンパクトだが、32コア・256スレッドのマルチスレッド環境と、最大512GBの大容量メモリーをサポートしており、競合製品に比べて高いスループット性能を発揮できるという。

省電力性能にも優れる。UltraSPAR C T2 Plusプロセサに搭載された電力管理機能のほか、温度変化に応じて回転ファンの速度を調整するIFC(インテリジェント・ファン・コントロール)機能を備えているからだ。IFC機能により、複数の冷却ゾーンに分割されたサーバー筐体内を効率良く最適な温度で管理できるため、消費電力や騒音を低減することが可能である。サン社は、消費電力1W当たり2倍のパフォーマンスを実現できるとしている。

サーバーの仮想化にも対応する。OSとして搭載するSolaris 10が持つ仮想マシン型の仮想化機能であるLDomsにより、Solaris8やSolaris9環境にある複数の業務を1台のサーバーに集約できる。価格は、1.2GHzのUltraSPARC T2 Plus×2個の構成で621万円から。

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