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マイクロソフト、中堅・中小企業のビジネスを支援する低コストの統合サーバーソリューションを提供開始

2008年12月19日(金)IT Leaders編集部

マイクロソフトは2008年12月18日、中堅・中小企業におけるビジネス効率の改善と生産性の向上を支援する製品群「Windows Essential Server Solutions(以下WESS)」を構成する新統合サーバーソリューション「Windows Essential Business Server 2008(以下EBS 2008)」および「Windows Small Business Server 2008(以下SBS 2008)」の日本語版を発表、EBS 2008を同日より、SBS 2008を2009年1月1日より、それぞれボリュームライセンスにて提供開始し、2009年1月16日よりSBS 2008のパッケージ製品の提供を開始すると発表した。また、各製品の評価版については、製品WebサイトからのダウンロードおよびDVDにて、同日より順次提供開始する。

 マイクロソフトは、WESSの提供にあたり、中堅・中小企業が将来を見据えた戦略的なIT投資を低コストで実現できるよう、EBSおよびSBSに対応表明したパートナー各社と緊密に連携し、中堅・中小企業の多様なITニーズに対応したシナリオソリューションを提供するセミナーを共同開催したり、ソリューション提案支援コンテンツを展開したりするなど、各種施策を順次実施する。これは、厳しい経済環境においても、ITの活用を通して、費用削減と社員の生産性向上を図る「Save Money. キャンペーン」の一環として展開するもの。

 対応表明パートナー企業は以下のとおり。

■ハードウェアパートナー(五十音順)
 インテル株式会社、デル株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、レノボ・ジャパン株式会社

■システム構築サービスパートナー (五十音順)
 キヤノンITソリューションズ株式会社、協立情報通信株式会社、テンプスタッフ・テクノロジー株式会社、日本ビジネスコンピューター株式会社、株式会社富士通ビジネスシステム

●Windows Essential Business Server 2008の製品概要
 新たな統合サーバーソリューションとして提供開始するEBS 2008は、ネットワーク、電子メール、セキュリティ、ファイル共有、システム管理などのさまざまなサーバー機能を包括的に提供する統合サーバーソリューション。企業規模が従業員数300名、もしくは300台以下のPCを保有する中堅企業に最適なサーバー機能が統合されており、中堅企業に必要なITシステムの基盤を担う。Standardエディションに含まれる3台の標準構成は、一連の統合インストーラーで容易に構築することが可能で、導入作業にかかる時間を削減する。また、Active Directoryを中心に各製品・機能が高度に連携するEBS管理コンソールでは、複数製品・機能の状態を一元的に把握でき、ユーザーやネットワーク、セキュリティ状態の管理など、サーバー管理者の日々の業務を簡略化する。

 EBS 2008 Standardを購入する場合、同ソリューションを構成する全製品を単体購入するよりも約25%安価で購入できる。EBS 2008を構成する製品は下記のとおり。

  • Standardエディション
    Windows Server 2008 Standard テクノロジ、Microsoft Exchange Server 2007 Standard Edition、Microsoft System Center Essentials 2007、Microsoft Forefront Security for Exchange Server、Forefront Threat Management Gateway, Medium Business Edition
  • Premiumエディション
    上記Standardエディション構成製品、Windows Server 2008 Standard、Microsoft SQL Server 2008 Standard

●Windows Small Business Server 2008 の製品概要

 SBS 2003の後継ソリューションであるSBS 2008は、SOHOから中小規模企業まで、企業規模が従業員数75名、もしくは75台以下のPCを保有する企業に最適なネットワーク管理基盤、インターネット接続や電子メール、マルウェア対策、情報共有やイントラネットなどを包括的に提供するソリューション。

 SBS 2008は、同ソリューションを構成する各製品が提供する機能拡張性や信頼性向上に加えて、簡単な操作性を実現する独自の管理コンソールを新たに備えているため、専門ではない兼任サーバー管理者でも日々の管理を容易に行うことができる。Microsoft Office Outlookとも密に連携し、メールの送受信やスケジュール共有、社外からのリモートアクセスでのメール閲覧を可能にし、高い生産性を実現する。また、サーバーインストールも容易に行えるため、購入直後に本格的なシステムを立ち上げることが可能。

 SBS 2008 Standardを購入する場合、同ソリューションを構成する全製品を単体購入するよりも約35%安価で購入できる。SBS 2008を構成する製品は下記のとおり。

  • Standardエディション
    Windows Server 2008 Standard テクノロジ、Microsoft Exchange Server 2007 Standard Edition、Windows SharePoint Services 3.0 SP1、Windows Server Update Services 3.0 SP1、Microsoft Forefront Security for Exchange Server
  • Premiumエディション
    上記Standardエディション構成製品、Windows Server 2008 Standard、Microsoft SQL Server 2008 Standard for Small Business

マイクロソフト
http://www.microsoft.co.jp/
   
Save Money. キャンペーン
http://www.microsoft.com/japan/SaveMoney/

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Microsoft / 中堅・中小企業 / Windows Server / System Center

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