[調査・レポート]

総工数(人月) = 0.97 × 画面数 + 0.26 × バッチ数——JUAS「ソフトウェアメトリックス調査」から

2008年12月22日(月)

システム開発案件が寄せられた時、それがどの程度の工数を必要とするかを見積もることはとても重要だ。開発の「規模感」がイメージできれば、投入すべきリソースも見当がつくし、それはそのままコスト面での計画にも結び付く。

経験則に拠ったり、開発協力ベンダーが提示してきた概算に頼るという方法もあるが、世の中一般の開発プロジェクトから導き出した「指標」を参考にすることも検討したい。

日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が2004年度から毎年続けている「ソフトウェアメトリックス調査」では興味深い調査結果を発表している。スクラッチ開発、つまりパッケージソフトを利用せずに独自でゼロから開発することを前提とした場合、対象システムに実装する「画面数」「バッチ処理数」から、おおよその総工数が見積もれるというものだ。その計算式は以下で表される。

総工数(人月) = 0.97 × 画面数 + 0.26 × バッチ数

調査では、ファイル数、画面数、帳票数、バッチ数と総工数の間には何らかの相関関係があるのではという仮説を基に分析を加えている。最新の調査では上記5項目のデータがそろっている186のプロジェクトを対象に考察。総工数を目的変数とする回帰分析などの手法で有意性を検証した結果、上記の式が導き出された。

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