[モチベーションを科学する]

第3回 精神的報酬を実感させ社外活動を奨励する

2008年12月22日(月)

職場内に“化学反応”を起こす 1日の大半を過ごす職場の環境は、モチベーションに大きく影響する。特に、職場の雰囲気や風土はモチベーションを長期間にわたって維持・向上させるために無視できない要素である。マネジャーやリーダーは、「互いに認め合える場」「精神的報酬を認識できる場」を創造すべく、今すぐ行動してほしい。

組織内のモチベーション向上策を考えるとき、職場環境は極めて重要なファクターになる。職場環境と言うと、利便性のよいきれいなオフィス、ゆったりとしたデスク周り、最新のPC環境、疲れたときにブレイクできる休憩室といったことを思い浮かべるかもしれない。確かに、そうしたハード環境を整えることは、組織内のモチベーションを高める重要な要因である。しかし、それだけでは十分ではない。人には、最高の機器や空間を用意してもすぐそれに慣れ、さらに高度な状態を望むという特質があるからだ。

図1 職場環境チェックリスト
図1 職場環境チェックリスト

そこで今回は、雰囲気や風土といった職場のソフト面に注目する。ビジネスでもスポーツでも、所属するチームによって人のモチベーションには大きな差が出る。自然にやる気が湧き出る風土の組織もあれば、どうもやる気が出ない雰囲気の組織もある。みなさんも、こうしたことを体感してきたはずだ。

モチベーションを高く維持している組織には、共通点がある。「互いに認め合う」「やりたいことをやれる」「刺激的な仲間がいる」「精神的報酬を得られる」「皆の目がいつも社外を見つめている」といった場になっている点だ(図1)。あなたが所属する組織はどうだろう。「ほとんど当てはまらない」という場合は要注意。以下を読み、新たな場の創造に取り組んでほしい。

認め合い共に成長できる場を

人は誰もが「認められたい」という自我の欲求を内に秘めている。上司として部下のモチベーションを高めるには、そうした欲求を満たす場を作ることが不可欠である。

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