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EMCジャパンのストレージ基盤をローソンの「次世代ITシステム」に導入

2009年1月9日(金)IT Leaders編集部

EMCジャパンは1月8日、ローソンが現在構築中の次世代ITシステムにおいて、中核となるITセンター基盤へEMCジャパンのストレージソリューションを導入し、システムの全体最適化に取り組むことを発表した。 ローソンの次世代ITシステムは、顧客へのサービス向上を目指して2008年12月から順次導入されており、ポイント交換システムの切り替え、KIOSK端末「Loppi」やPOSレジの一新などを、2009年1月より段階的に行っていく予定になっている。

ストレージソリューション導入の背景
発表によればローソンは、全国に9,400店舗以上のコンビニエンスストア(「ローソンストア100」、「SHOP99」を含む)を展開。その中心業態となる「ローソン」(約8,500店舗)の合計では、1日平均800万人以上が来店し、平均3点から4点の商品を購入している。その結果、1日のデータ処理件数は約6,900万件に上っている。

このような大量のデータ処理に加え、現在コンビニエンスストアは商品販売だけでなく、公共料金の収納代行、宅配便の取次、興業やスポーツなどの観戦チケットの申し込み、CDやDVDの販売など、多様なサービスを提供していることから、ローソンのITシステムは、顧客、加盟店オーナー、配送会社、委託ベンダー、本部スタッフなど多岐にわたり利用される。

そのためローソンでは、堅牢で高い安全性を備え、システム利用者に使い勝手が良く、ビジネスに貢献する新しいシステム基盤の構築が検討されていた。そうした中でEMCのストレージソリューションは、接続性、安全性への耐久度、拡張性、連続稼働性、マルチベンダーに対応するオープン性、機能性、コスト、保守サポートにおける高い実績、短期で実現した導入サポートなどが評価され、今回の導入に至ったという。

ストレージ基盤構築の概要と今後の展望
分散化されているITシステムの統合にあたりローソンは、EMCジャパンの提唱する情報戦略である「ILM(情報ライフサイクル管理)」を採用。ユーザーのデータ利用分析を実施した結果、「高速型のオンライン/トランザクション処理向け」「低速型のログ/ジャーナル蓄積処理向け」「データ・バックアップ処理向け」の3タイプのデータ配置が必要であることが明確化された。

EMCジャパンでは、これらの3タイプの情報を最適なストレージに配置するため、情報インフラの中核基盤を全面的に見直し、システムの全体最適化に着手し、データ配置の際に発生するストレージ使用率の無駄を削減可能とした。ストレージ基盤は2008年10月に稼動を開始、今後は順次、システム刷新を進めていく。

今回、ローソンに導入されたEMCジャパンの主な製品は以下のとおり。

  • 大企業向けエンタープライズ・ストレージ「EMC Symmetrix DMX-4」
  • 中堅中小企業向けストレージ「EMC CLARiX CX3」
  • 運用管理ソフトウェア「ControlCenter」
  • ローカル・ストレージのレプリケーション・ソフトウェア「TimeFinder」
  • マルチパス・データ移行実現ソフトウェア「PowerPath」
  • バックアップ・ソフトウェア「NetWorker」

今後ローソンでは、ドキュメント管理やセキュリティ強化、増え続けるデータ量に対応するための「分散仮想データセンター構想」などを検討中。EMCジャパンでは、より高速なデータ対応、グリーンITへの取り組み、データ分散における統合管理ツールなどのソリューションを提案し、停止しない社会インフラシステムの構築に貢献して、安心かつ便利なサービスの提供に協力していきたいとしている。


EMCジャパン
http://japan.emc.com
 

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