[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2009年1月号)

2009年1月16日(金)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例をご紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

[製造業] ビジネス・インテリジェンス(BI)

日本製紙がBIシステム刷新

日本製紙はBIシステムを刷新した。4つに分かれていたシステムを統合。データの一元管理を実現し、運用コスト削減を見込む。グループの2000人以上が利用する。同時に情報システム部門や現業部門の担当者で構成する情報活用の専門組織を設置して、システムの利用価値を最大化する。構築にはSAS Institute Japanの「SAS Enterprise Intelligence Platform」を採用した。 (2008/11/5)

[製造業] Webサイト解析

ミズノ、Webサイト分析サービス利用開始

スポーツ用品大手のミズノは2008年11月、Webサイト解析サービス「Omniture SiteCatalyst」の利用を開始した。商品単位での購入情報をもとに効果を検証するなど、同社オンラインショップでのマーケティング効果を分析する。PCとモバイル用のサイトに導入し、両サイトへの投資配分決定に役立てる。「Omni〜」はオムニチュア(東京都渋谷区)が提供するサービス。 (2008/11/5)

[製造業] サプライチェーンマネジメント(SCM)

ヤンマー、補修部品向けのSaaS型SCMサービス利用

ヤンマーは海外現地法人や特約店の基幹システムを刷新、補修用部品向けSCMにSaaS型サービスを導入した。各拠点における最新の輸送状況を把握でき、在庫の効率的な管理が可能。海外展開を進める上で、グローバルな物流状況の可視化が必要だった。システム構築にはGXS(東京都港区)の「GXS Trading Grid Logistics Visibility」を利用。2008年7月に稼動開始している。(2008/11/5)

[その他] セキュリティ

auショップの顧客管理システムに指静脈認証導入

KDDIと沖縄セルラー電話は、両社が展開する携帯電話販売店「auショップ」などに指静脈認証装置を導入、本格運用を開始した。店員が顧客情報システムにアクセスする際の認証に利用する。販売店では個人情報の漏洩防止が急務だった。システムには日立製作所の「指静脈認証システム」を採用した。導入台数は約2万台で、全国の店舗スタッフ約4万人が利用する。 (2008/11/7)

[その他] エンタープライズサーチ

キヤノンMJ、社内ポータルの検索システム刷新

キヤノンマーケティングジャパンは、グループウェアの検索システムを刷新した。Lotus Notes/Dominoを利用して自社開発したポータルの検索機能として、Google検索アプライアンスをアドオン。複雑なアクセス制御により困難だった、複数データベースの横断的な検索を可能とした。リアルコムの「REALCOM GSA Extender for Notes」を採用した。 (2008/11/11)

[製造業] 音声認識/テキストマイニング

富士フイルム、コールセンター通話要約システム導入

富士フイルムは、コールセンターにおける通話内容の要約を作成するシステムを2008年10月に試験導入した。顧客の要望を的確に分析するのが狙い。音声認識により会話の内容をテキスト化し、テキストマイニングにより分析に必要な言葉を抽出する仕組み。アドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」と、クオリカのテキストマイニングツール「VextMiner」を利用した。 (2008/11/12)

[その他] 映像配信システム

ツタヤオンライン、ダウンロード型映像配信開始

カルチュア・コンビニエンス・クラブ子会社のツタヤオンライン(東京都渋谷区)は2008年12月、ダウンロード型の映像配信サービスを開始した。ストリーミング映像配信サービス「TSUTAYA TV」のサービスを拡充するのが狙い。利用者はより高画質な映像を楽しめるようになる。配信のインフラには、富士通の「FENICS IPビデオ配信サービス」を採用した。 (2008/11/12)

[製造業] 電子データ交換(EDI)

ワコール、基幹システムのEDIを新規格に準拠

ワコールはEDIシステムを刷新したことを明らかにした。主力ブランドである「ウイング」の基幹業務システムの刷新にあわせ、次世代EDI規格「流通ビジネスメッセージ標準(BMS)」に準拠。取引先とのデータ通信にかかる時間を大幅に減少させた。データ・アプリケーションが提供するEDI構築ソフトウェア「ACMS B2B」を利用し、TISが構築。2008年5月に稼動している。 (2008/11/14)

[その他] ASP

広島県など、公共サービス基盤にASP利用へ

広島県と県下自治体は2009年4月、電子申請や公共施設予約業務にASPサービスを利用したシステムを開始する。従来は窓口や郵送で行っていた証明書の請求や公共施設の予約を、インターネットを通じて24時間365日いつでも行えるようにする。住民の利便性と職員の業務効率の向上が狙い。NECの「電子申請ASPサービス」「公共施設予約ASPサービス」を採用した。 (2008/11/14)

[金融業] 統合業務システム(ERP)

みずほ銀行が資産・予算管理を一元化

みずほ銀行は基幹システムを刷新、同行本部や全国約500カ所の拠点の資産、予算管理を一元化した。各拠点の資産や予算、支払いなどの情報を共通のシステムで管理可能にしたのが骨子。経営環境の変化が激しくなる中、迅速な財務施策の実現が必要だった。みずほ情報総研の「金融業向け会計テンプレート for SAP ERP」でシステムを構築し、2008年4月から本番稼動している。 (2008/11/18)

[その他] ビジネス・インテリジェンス(BI)

H2Oリテイリング、情報基盤システム刷新

阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オー リテイリングは情報基盤システムを刷新、2008年11月に稼働開始した。分散していたシステムを統合し、売り上げや財務データなどを一元管理する。全社レベルでの情報活用を促進し、経営戦略を強化することが狙い。システムは「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plus」などを採用し、NTTデータが構築した。 (2008/11/26)

[その他] 統合業務システム(ERP)

日本航空、機体整備システム刷新

日本航空は2008年11月、新しい航空機整備業務システム「JAL Mighty」を本番稼動した。整備士など約6000人が利用する。機体のエンジンや装備品の整備計画や品質管理など、約100の業務システムを統合。個別の整備システムでは難しかった業務プロセスの標準化を実現した。システムは「SAP ERP」を中核とし、日本IBMとIBMビジネスコンサルティング サービスが構築した。 (2008/11/28)

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