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CTCと日本オラクル、Oracle Exadataを活用したデータウェアハウス分野での協業強化を発表

2009年2月19日(木)IT Leaders編集部

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本オラクルは2009年2月18日、超高速データウェアハウスシステム「HP Oracle Database Machine」と「HP Oracle Exadata Storage Server」で構成する製品ファミリー「Oracle Exadata」を活用したデータウェアハウス分野での協業を強化すると発表した。

 CTCは、東京都千代田区富士見に「DWH Competency Center」を開設し、導入検討の企業を強力にサポートする。センターには「Oracle Exadata」の実機が設置され、顧客の環境により近い状態での評価・検証を実施する。また同センターの運営およびプリセールのためのチームを組織し、導入を支援する検証サービス「POC (Proof of Concept) サービス」などを提供する。一方日本オラクルは、同センターの運営を含む技術支援および販促・共同プロモーションを展開する体制を強化する。

 CTCは、「Oracle Database」およびHP Server/Storageの販売・構築・運用・保守で多くの実績を有し、また、データウェアハウスおよびビジネスインテリジェンス分野に適したサービスも豊富に取り揃えている。両社は今回の協業強化を機に、大規模エンタープライズソリューションの協業ビジネスを一層強化するとしている。

 「Oracle Exadata」は、データウェアハウスの全件検索処理や大量データを扱うバッチ処理向けに最適化された製品群で、「Oracle Database 11g」やストレージ機能を採用し、ハードウェアはHP社の汎用製品によって構成されている。今回「Oracle Exadata」製品ファミリーとして、次の2製品が提供される。

「HP Oracle Database Machine」
 計64基のIntelプロセッサ・コアを搭載した8台のデータベース・サーバと、データベースとストレージの間に14GB/秒のデータ帯域を備えた最大168TBのストレージ容量を持つ14台の「Oracle Exadata Storage Server」で構成されている。データウェアハウスのために最適化されたシステム。

「HP Oracle Exadata Storage Server」
 Intelプロセッサが2基搭載され、最大で12TBの総容量のストレージ、1台のストレージ・サーバーあたり1GB/秒のデータ帯域を保持するInfiniBand接続部品で構成された製品。

 なお、下記の日程で開催されるイベントにおいて、「DWH Competency Center」の検証結果および「Oracle Exadata」についての講演が行われる。

「Oracle OpenWorld Tokyo」
「DWH Competency Center」検証結果講演
日時:2009年4月22日 12:50-13:40
場所:東京国際フォーラム
http://www.oracle.co.jp/openworld/2009/schedule/index.html

ラウンチイベント「Oracle Exadata Summit」
開発責任者 ホアン・ルイーザが来日し、「Oracle Exadata」を紹介する。
日時:2009年2月26日 14:00-16:45
場所:ベルサール六本木
定員:500名
http://www.oracle.co.jp/events/tk090226/

伊藤忠テクノソリューションズ
http://www.ctc-g.co.jp/

日本オラクル
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html

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Oracle / CTC / Exadata / 協業・提携

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