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[技術解説]

Part1 価値を顕在化させてイノベーションを起こす

2009年2月23日(月)

エンタープライズサーチで企業が得られる恩恵は、必要な情報が見つかるという単純なものではない。日常的に発生する情報に含まれる潜在的な価値を、製品やサービスにおいて顕在化させることができるのだ。エンタープライズサーチがもたらす、真のインパクトをまとめた。

ビジネスの現場では今、より高い付加価値を創出するために、これまで以上に高度な情報活用が求められている。だが、実際にはその難易度は日増しに高まるばかり。ありとあらゆる業務に情報システムが浸透して、各システムが日々発生・蓄積する情報が飛躍的に増加したためだ。コミュニケーションチャネルの多様化によって情報の管理が複雑化したことも、情報活用を一層難しくしている。逆説的だが、情報量の増大が情報活用を阻害するのである。

インターネット上だけでなく、企業内でさえ情報が氾濫する。そんな時代だからこそ、ファイルサーバーやグループウェアなど企業内のさまざまなシステム(データソース)にアクセスして、横断的に情報を検索するエンタープライズサーチに注目すべきだ。エンタープライズサーチはデータベース内の構造化された情報だけでなく、文書ファイルのように構造化されていない情報を含め、フォーマットに関係なく検索対象に加えられるので、企業は情報活用のレベルを劇的に改善できる(図1)。

図1 エンタープライズサーチのイメージ

ご存知の通り、システムの中から条件に見合う情報を探すサーチ技術は、古くから存在する。だが、従来の技術は「意図した検索結果が得られない」、「アクセスできないデータソースがある」など、企業にとって致命的ともいえる課題を抱えていた。適切でない情報や限られた情報しか得られなければ、結局は使われなくなってしまう。これでは、新サービスの企画や製品開発、業務改善の方針の判断を経験や勘に委ねる現状から抜け出せない。

ところが、上記の課題はテクノロジの進化によって解消され、エンタープライズサーチのユーザビリティは確実に向上した。今では幅広いデータソースを対象に検索して、ユーザーの属性や意図に応じて結果を表示したり、ナビゲーションによって必要な情報に効率よくアクセスしたりできる。「サーチ技術?そんなの役に立たないよ」といった固定観念を捨て去る必要がある。

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