[新製品・サービス]

EMCジャパン、ファイルを自動分類して減量するストレージ新製品を発表

2009年2月26日(木)

EMCジャパンは2009年2月25日、同社の統合ネットワークストレージプラットフォーム「EMC Celerra」シリーズにおいて、ファイルの「自動減量」などの新機能および新製品を発表した。自動減量は、使用頻度の低いファイルを自動的に分類、その後圧縮を伴うファイルの重複除外により、容量を自動的に最大50%削減する機能。

そのほか、フラッシュドライブ(SSD)の搭載、ファイルアーカイブのためのコンプライアンス機能追加などに加え、「Celerra NS-120」、「Celerra NS-480」、「Celerra NS-960」、ならびにゲートウェイ「Celerra NS-G8」の新製品を発表した。

価格は、Celerraシリーズの最小構成での予想実勢価格が198万円(税込み)から。すべての製品は、EMCジャパンとVelocityパートナーを通じて提供される。各製品の提供時期は以下のとおり。

  • Celerra NS-120、Celerra NS-480:2009年2月25日より提供開始
  • Celerra NS-960、Celerra NS-G8ゲートウェイ、各種新機能:2009年3月2日より提供開始

Celerraシリーズは、NAS(ネットワーク接続型ストレージ)、iSCSIおよびファイバチャネルに対応し、分散するファイルサーバーやストレージを統合することで、ITシステムの効率的な運用管理を可能にする統合ネットワークストレージプラットフォーム。今回の製品ラインナップ強化により、従来システムの2倍に相当する最大960台のディスクドライブが搭載可能になり、新たにフラッシュドライブ(SSD)に対応するなど拡張性も向上した。

なお、今回発表された新機能や新製品の詳細は以下のとおり。

Celerraシリーズの自動減量機能
この機能は追加費用なしで利用でき、冗長データを排除することにより、ストレージ効率を最大化し、ファイルシステムの容量を最大50%まで削減可能。自動化されたポリシーにより、使用頻度が少ないファイルを圧縮した後、保存されている重複ファイルを削除する。クリック操作で直感的に開始できるほか、管理ツール「Celerra Manager」に統合され、利便性も向上。従来のCelerraを導入済みのユーザーも、これらの新機能を追加で利用可能となり、既存投資を有効活用できる。

新ハードウェア製品の投入
Celerra NS-120、Celerra NS-480、Celerra NS-960、Celerra NS-G8ゲートウェイの4種類の新製品により拡張性が向上し、最大960台のディスクドライブを搭載できるようになった。Celerraには、1つの統合ネットワークに最大32個の10 GbE(ギガビットイーサネット)NASおよびiSCSIポートを搭載可能なフロントエンド構成も含まれる。

フラッシュドライブ(SSD)の搭載
フラッシュメモリにデータを保存する新しいテクノロジのフラッシュドライブ(SSD)により、従来のファイバチャネルドライブに比べ最大8倍の処理性能の向上を期待できる。SSDはミリ秒未満で応答し、IOPS(1秒あたりの入/出力オペレーション)あたりの電力消費量を98%以上、削減可能。

省電力SATA IIディスクドライブ
Celerraシステム内におけるデータ配置が最適化される。従来の1テラバイトSATAディスクドライブに比べて、1テラバイトあたり32%の省電力性を実現可能。フラッシュドライブと省電力SATA IIドライブの混在にも対応している。

VMware環境向け管理ツール

  • 「VMware Site Recovery Manager」:自動フェイルバック機能により、すべてのプロセスステップについて元の仮想インフラストラクチャへのフェイルバックを調整できる。ボタン操作による災害復旧も可能。
  • 「VMware View Storage Integration」:管理者は、Celerraのスナップショット機能やVMware Viewを使用して、仮想デスクトップのプロビジョニングを実行できる。
  • 「VMware View」:プライマリデータに対してCelerraの自動減量機能と連携し、起動およびユーザーデータに対する効率性を実現。仮想化されたクライアント環境について、最も少ないレベルのTCOを期待できる。

「Celerra Provisioning Wizard」
このソフトウェアはすぐにインストールできるよう事前にロードされており、最初に実行するストレージプロビジョニングの合理化、ベストプラクティスの実装、オペレーションの検証を可能にする。EMCラックでオーダーされたシステムについてはすべてのケーブルが接続された状態で出荷される。

ファイルレベル保存期間設定のコンプライアンス対応
情報ガバナンスを目的とし、ファイルシステムでWORM(Write Once Read Many)機能が実行できる。強化されたコンプライアンスオプションを使用することにより、ロック状態にあるファイルの削除を阻止でき、規制に関する要件を満たすことが可能。

EMCジャパン
http://japan.emc.com/
 

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