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シトリックス、アプリケーション仮想化ソリューション「Citrix XenApp」の新版

2009年3月17日(火)IT Leaders編集部

シトリックス・システムズ・ジャパンは2009年3月16日、同社の主力製品であるアプリケーションデリバリー製品ライン「Citrix XenApp」の最新版「Citrix XenApp 5 Feature Pack」を発表した。3月16日以降にXenApp製品ライセンスを購入する顧客、または3月9日時点で有効なSubscription Advantage(SA)を保有するXenAppユーザーは、新機能のダウンロードにより利用開始できる。

XenAppは、Windowsアプリケーションを展開するためのアプリケーション仮想化デリバリーソリューション。最新版のXenApp 5 Feature Packでは、サーバープロビジョニング(仮想化におけるサーバーの調達)やWindowsプロファイルの管理機能が追加された。

発表によるXenApp 5 Feature Packでの主な強化点と新機能は以下のとおり。

  • プロビジョニングサービスにより単一のマスタイメージでXenAppサーバーを管理:基準となるXenAppサーバーだけをマスタイメージとして管理することで、大規模かつ分散化したデータセンター環境においても、マスタイメージを何百台ものXenAppサーバーに一括配布することが可能。アプリケーション管理の効率化に加え、ストレージやサーバー管理のコスト低減も期待できる。
  • 端末間でのユーザープロファイルの管理を簡素化:プロファイル管理機能により、ユーザープロファイルの管理、統合が可能。異なる端末からユーザー設定を変更する際に生じるユーザープロファイルの競合問題を解決。ユーザーは常に最新の設定が有効な状態で、自分のデスクトップやアプリケーションを利用できる。
  • XenApp 5の全エディションにクライアント側でのアプリケーション仮想化を提供:XenApp Enterprise EditionとXenApp Platinum Editionでのみ利用できたクライアント側でのアプリケーション仮想化を、Advanced Editionでも提供。ユーザーは集中管理されたアプリケーションをユーザー側のデスクトップPCやノートPCにストリーミングでき、ネットワークが切断されてもローカル側の仮想環境でアプリケーションを利用することが可能。また、クライアント側でのアプリケーション仮想化を利用するためにライセンスを別途購入する必要がなくなる。
  • 費用対効果の高いアプリケーションデリバリーをすべてのエンドユーザーに提供:アプリケーションのパフォーマンス監視、優先的負荷分散、Citrix HDX技術(仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションのユーザー向けに「高品位なユーザー体験」を提供する機能セット)などをXenApp 5に追加。


シトリックス・システムズ・ジャパン
http://www.citrix.co.jp/

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Citrix / アプリケーション仮想化 / XenApp

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