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NEC、NGNミドルウェアパートナープログラムを強化

2009年3月24日(火)

日本電気は2009年2月23日、「NGNミドルウェアパートナープログラム」活動をさらに推進するため、(1)アプリケーションパートナー制度開始、(2)パートナーとのサービス共創具体化、(3)国際標準化活動の開始などの強化を図ることを発表した。 「NGNミドルウェアパートナープログラム」は、同社がITベンダ11社とともに、次世代ネットワーク(NGN)を活用したサービスの創出を狙って取り組んでいる活動。

発表された活動強化の施策概要は、以下のとおり。

  1. アプリケーションパートナー制度新設
    これまでの国際標準化推進を含めNGNミドルウェア共通API(Application Program Interface)の策定を目的としたミドルウェアパートナー制度に加え、NGNを活用したアプリケーション(業務システム)やサービスを新たに創出するため、より広範なパートナーを対象にする「アプリケーションパートナー制度」を新設した。
    新制度に参画する企業は、アンリツネットワークス、エンピレックス、シスコシステムズ、昭文社、ジェネシス・ジャパンの5社。今後もさらに広範囲な分野のパートナーの参加を募る。
  2. パートナーとのサービス共創具体化
    NGN普及に向け、パートナー各社は自社に強みのある領域を中心に、NECとNGN活用をする数々のソリューションモデルを策定し、評価センターを利用して検証を進めている。
    NGNの基本機能であるセッション/QoSを利用した領域では、NGNのオンデマンド型VPNを活用したBC/DR(Business Continuity/Disaster Recovery)ソリューションやGIS(地図情報システム)ソリューション、NGNの高品質を活用した映像ソリューション、ユニファイドコミニケーションを策定している。また、NGNミドルウェア共通API を活用した領域では、グループウェアからの利用やマッシュアップ型サービス開発環境への組み込みを策定している。一部のソリューションに関しては、既に評価センターで検証を開始しており、今後、通信事業者や企業等に提案活動を行っていく。
  3. 国際標準化活動の開始
    これまで、通信サービス向けAPIの共通仕様であるParlay X 3.0をNGNや企業ネットワーク向けに機能拡張したNGNミドルウェア共通API仕様第1版をパートナー企業と策定してきた。策定したAPI仕様の一部である課金APIは、本年2月に行われた国際標準化団体OMAのPSA(Parlay Service Access)アドホックグループに対する修正仕様案として提案を行った。
    また、課金以外の拡張仕様は、国際標準とするべく、OMA内で別途新規のアドホックグループを立ち上げるよう「Next Generation Service Interface(NGSI)」の構想提案を行っている。今後、この提案に基づき、
    (1)NGN特有の機能を活用するAPI(認証、ID管理、QoS、高度マルチメディア制御等)
    (2)企業ネットワーク活用API(サービス履歴、基幹データ連携、ポリシー制御等)
    (3)シームレスネットワーク、クラウド対応等
    の3つの領域での仕様策定活動を推進していく。

NGNミドルウェアパートナープログラムは、2008年3月の発足以降、NGNの普及・拡大に向け、NGN技術への実績と技術・ノウハウが豊富なNECが主要ITベンダと取り組んでいる施策であり、これまで、NGN活用サービス共創や、共通APIの標準化、サービスの実証実験などの成果を上げてきた。
同社は、今後も「NGNミドルウェアパートナープログラム」を推進するとともに、通信事業者との連携を視野に入れた活動を行うという。

なお、同プログラムに参加している企業は、日本アイ・ビー・エム、EMCジャパン、日本オラクル、サン・マイクロシステムズ、ソフトフロント、ノベル、日本ヒューレット・パッカード、マイクロソフト、ミラクル・リナックス、MontaVista Software, Inc.、レッドハットの11社(2009年3月現在)。

NEC
http://www.nec.co.jp/

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